バドミントン(スポーツ実技)
 Badminton(Sports Skills)
 担当教員:阿部 弘生(ABE Hiroo)
 担当教員の所属:地域教育文化学部非常勤講師
 担当教員の実務経験の有無:
 開講学年:1年,2年,3年,4年  開講学期:後期  単位数:1単位  開講形態:実技
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
1)バドミントンの特性の理解と基礎技術の習得を目指す。
2)自らが種目特有の技術に対して積極的に課題を設定し取り組むことで、スポーツに対して能動的な取り組みができるようになる。
3)他者との適切な交流を通して、生涯に渡ってスポーツに親しむ姿勢を身に付ける。

【授業の到達目標】
1)技術の習得に取り組む過程において、バドミントンの運動構造を把握し、自分の身体感覚と向き合い、それを他者に説明することができる。【知識・理解】
2)ルールを理解し、作戦に応じて技能を生かすことができる。【技能】
3)問題点を把握しながら、他者を認めつつ、改善に向けて言葉による伝え合いができる。【態度・習慣】

【授業概要(キーワード)】
身体感覚、バドミントンの基礎技術(ハイクリアー、ドロップショット、スマッシュ、ヘアピン)、シングルスとダブルス

【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
D-1.演習、実習、実験等を行う機会がある。:76~100%
D-2.事前学習(下調べ、調査等含む)で習得した知識等を踏まえて演習、実習、実験等を行う機会がある。:76~100%
D-3.習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型の演習、実習、実験等を行う機会がある。:76~100%

【科目の位置付け】
この授業は、健康問題も含めて多様なスポーツ現象に対する考え方を学びながら、生涯にわたってスポーツに親しみ、実践していくための「身体」について理解を深めるものである。

【SDGs(持続可能な開発目標)】
03.すべての人に健康と福祉を

【授業計画】
・授業の方法
1)グループを編成し、班ごとの練習を行なう。
2)習得技術のゲームでの応用を目標として練習を重ねながら授業を展開していく。
3)受講生同士で学び合い、自分以外の人と身体感覚を共有する。
・日程
第1回目  ガイダンス
第2回目  グリップの持ち方、
第3回目  ラケット操作(水平方向への打ち出し、垂直方向への打ち出し)
第4回目  強く打つ技術(ハイクリアー、スマッシュ)
第5回目  やわらかく打つ技術(ドロップショット、ヘアピン)
第6回目  ロブ(フォア、バック)、他者と打ち合う技術
第7回目  簡易ゲーム(手前と奥の打ち分け、前後の動き)
第8回目  簡易ゲーム(左右の打ち分け、左右の動き)
第9回目  シングルス(ゲームの進行の仕方、ルールの理解)
第10回目 シングルス(作戦を生かしたゲームの展開)
第11回目 ダブルス(ゲームの進行の仕方、ルールの理解)
第12回目 ダブルス(動き方とフォーメーション)
第13回目 ダブルス(作戦を生かしたゲームの展開)
第14回目 ダブルス(ペアで問題点を改善しながらゲームに臨む)
第15回目 体験した技術のまとめ

【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
1)互いの良さを認め合い、自らの身体感覚と重ねあわせる。
2)積極的に意見を交換し合い、技術の習得、問題点の改善を目指す。
3)限られた時間を有効に使い、積極的に運動に取り組む。
4)運動をするのにふさわしい服装で受講すること。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
1)体調を十分に整えて授業に参加してください。授業での課題を次回の授業時につなげ、継続的な取り組みを行ないましょう。
2)インターネット上にバドミントンの映像は多く配信されています。自らの課題を振り返りながら、有効に活用してください。

【成績の評価】
・基準
1)毎回の授業において技術の向上の取り組みに積極的に参加できていることが合格の基準です。
2)バドミントンの特性の理解と基礎技術の習得において、自らの身体感覚を踏まえて適切に説明できるかが合格の基準です。
3)他者と積極的に意見交換しながら、課題の改善に向けて取り組んでいるかがら合格の基準です。
・方法
授業における積極的態度、協調的態度の取り組み姿勢  70点
特性理解を踏まえた技術習得  15点
身体感覚の言葉による説明   15点
計   100点

【テキスト・参考書】
バドミントンのルールや歴史に関しては、日本バドミントン協会の公式ホームページを活用してください。
公益財団法人日本バドミントン協会公式ホームページ、https://badminton.or.jp/

【その他】
・学生へのメッセージ
実技指導の内容は主に初心者を対象としたものになるので、初めてのスポーツ種目でも楽しみながら受講することができます。他者を認め合いながら、課題に対する自己実現を目指して取り組んでください。
・オフィス・アワー
授業に関する学生からの質問は,各回の授業終了後または開始前に受け付けます。

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