トータルコンディショニング(スポーツ実技)
 Total Conditioning (Sport Skills)
 担当教員:池田 めぐみ(IKEDA Megumi)
 担当教員の所属:地域教育文化学部非常勤講師
 担当教員の実務経験の有無:
 開講学年:1年,2年,3年,4年  開講学期:後期  単位数:1単位  開講形態:実技
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
1)アスリートがパフォーマンスを発揮するためのトータルコンディショニングに関する情報、知識、スキル等を知ることを目的とする。
2)健康増進はもとより、生活の質を高め、自身のライフステージ(夢や目標、仕事や生きがい等)において、性別、年齢、障がいの有無等に関わらず多様な人々が、最高の能力を目指し、ライフパフォーマンスの向上につなげていけるようになることを目的とする。

【授業の到達目標】
このトータルコンディショニングを履修した学生は、
1) アスリートがパフォーマンスを発揮する要因を知ることができる。
2) 一般の人々が日常で抱える課題の解決等に、1)の要因がどのように活かされ、ライフパフォーマンス向上につなげることができるか考察することができる。

【授業概要(キーワード)】
コンディショニング、ハイパフォーマンス、ライフパフォーマンス、地域、女性とスポーツ、多様性、ウェルビーイング

【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
B-1.学生同士の話し合いの中で互いの意見に触れる機会がある。:1~25%
B-2.事前学習(下調べ、調査等含む)をした上で、他の学生の意見を尊重しつつグループとしての結論を出すために議論をする機会がある。:26~50%

【科目の位置付け】
この授業は、エビデンスに基づいたアスリートのトータルコンディショニングを理解することで、自身のライフパフォーマンス向上に活用できるようにするものである。

【SDGs(持続可能な開発目標)】
03.すべての人に健康と福祉を
04.質の高い教育をみんなに

【授業計画】
・授業の方法
1)様々な要因によって構成されているアスリートのトータルコンディショニングについて毎回の授業ごとにテーマを設定し理解を深めます
2)設定したテーマが、ライフパフォーマンス領域とどのように共有し活用できるかについて考察し授業を進めます
教員からの一方通行の授業ではなく、学生の発表・質疑応用によって授業を進めていきます。
・日程
第1回 ガイダンス
第2回 コミュニケーション&交流ゲーム
第3回 アスリートにおけるトータルコンディショニングとその要因について
第4回 パフォーマンスを発揮する
第5回 遠征時の環境を考慮したコンディショニング
第6回 アスリートとアンチ・ドーピング
第7回 感染予防のためのコンディショニング
第8回 栄養学的視点と脱水予防から考えるコンディショニング
第9回 アスリートと睡眠
第10回 女性アスリートのコンディショニング
第11回 怪我のリスクと予防、リカバリーについて
第12回 フィジカルコンディショニング
第13回 ハイパフォーマンスからライフパフォーマンスへ
第14回 自分自身のライフパフォーマンス向上のために
第15回 まとめ

基本的には体育館での実施となるが状況によっては教室に変更となる場合もある。

【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
体育館で実施の際は、運動に適した服装と屋内シューズを必ず用意すること
運営に積極的であることは望ましい
体調が優れない場合などは事前に申し出ること
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
日常生活において怪我などに十分注意し、体調を整えて参加すること。

【成績の評価】
・基準
授業への参加状況(出席・関心・発言・意欲・態度・服装等)を重視します。また、他者を尊重し、協力しながら積極的に参加できることを合格の基準とします。
・方法
授業の参加状況と運営への積極性、グループディスカッションへの参加意欲などから総合的に評価します。
1) 授業参加度(出席・態度含む)80%
2) 課題提出20%

【テキスト・参考書】
①参考書:アスリートのためのトータルコンディショニングガイドライン
(著者)日本スポーツ振興センター久木留毅、清水和弘他
(発行)独立行政法人日本スポーツ振興センターハイパフォーマンススポーツセンター
(編集協力)株式会社さんライフ企画
初版第一刷発行 2023年9月10日

②参考動画:スポーツ庁youtubeチャンネル
自分の身体知っていますか?〜室伏広治のセルフチェック〜
https://sports.go.jp/movie/post-63.html

【その他】
・学生へのメッセージ
1)体を動かす授業内容の際は、相応しい服装、運動用シューズを準備しましょう(怪我防止の観点からスリッパ、サンダル、裸足での参加は禁止します)
2)水分補給は各自の判断で適宜行いましょう
3)体調管理をしっかり行い、授業へ備えましょう
熱中症の予防、感染症の状況によって授業内容が変更になることがあります
・オフィス・アワー
授業に関する学生からの質問は,各回の授業終了後または開始前に受け付けます。

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