【授業の目的】
分かりやすいテキスト(日本語訳・付)を読みながら,役立ちそうな新しい単語にどんどん親しんで,ドイツの20世紀の歴史についても理解を深めます。
【授業の到達目標】
言語能力とともに,文化知識と異文化に対する感覚を強くすることです。
【授業概要(キーワード)】
二十世紀、文学と生活、ヨーロッパ側面史
【科目の位置付け】
この授業は色々の角度からみた、波瀾万丈のドイツ二十世紀を通して異文化に対する理解を深めるためのものです。
【SDGs(持続可能な開発目標)】
04.質の高い教育をみんなに
【授業計画】
・授業の方法
毎回,演習―説明-質疑応答という形になります。日本語を用います。
・日程
1回目・ドイツの二十世紀、背景の説明 2回目~12回目・講読と質疑応答 Arthur Schnitzlerシュニッツラー: Jugend in Wien『ウイーンの青春』抄 Ludwig Thomaトーマ: Erinnerungen『回想録』抄 Stefan Zweigツヴァイク: Die Welt von Gestern『昨日の世界』抄 Joachim Ringelnatzリンゲルナッツ: Mein Leben bis zum Kriege『リンゲルナッツの放浪記』抄 Erich Kaestnerケストナー:Als ich ein kleiner Junge war『わたしが子どもだったころ』抄, Klaus Mannクラウス・マン:Der Wendepunkt『転回点』抄 (この内容には変更があるかも知れません) 13回目から・期末発表
【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
積極的に参加して,知らないことについて遠慮なく質問を出せば,授業はより面白くなります。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
毎回の準備としては、テキストに少しずつでも目を通してもらえればいいと思います。分からなかったところ,もっとを詳しく説明して貰いたいことについて,授業中あるいは授業後に必ず訊いてください。質疑応答の時間をもうけます。
【成績の評価】
・基準
目標にどれほど達したか,参加態度から計ることができますから,授業への積極的な関心と参加を重視します。
・方法
参加者の発表,出席・授業態度で判定します(参加態度・六割、期末発表・四割)
【テキスト・参考書】
必要な時に、データをウェブクラスに載せますが、教科書たるものは使われていません。
【その他】
・学生へのメッセージ
ドイツとヨーロッパの二十世紀は,波乱に満ちた時代でしたが,その時代の色々な側面を分かりやすく説明し,把握できるようにします。同時に日本の二十世紀についても分かることが少なくないと思います。
・オフィス・アワー
木曜日のお昼から午後一時まで(基盤教育1の二階、E-204号室)
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