【授業の目的】
人体の構造と機能, その破綻によって引き起こされる様々な病態や発症機序の基礎的な知識を得ることを目的とする。
【授業の到達目標】
1) 生殖器と性周期(男性生殖器、女性生殖器、性周期)を説明できる。
2) ヒトの進化論(脳の進化、統合失調症、脂質の役割)を説明できる。
3) 脳と行動(ニューロン, シナプス, 神経伝達、運動制御、記憶と学習)を説明できる。
4) 発がんメカニズム, がん遺伝子, がん抑制遺伝子, がん予防を説明できる。
5) 細胞小器官(ミトコンドリア)の機能と生老病死を説明できる。
6) 筋肉をつくる分子メカニズムを説明できる。
【授業概要（キーワード）】
人体構造, 人体発生学, 細胞構造, 人体機能, 人体腫瘍
【科目の位置付け】
この授業は, 人体構造, 人体発生学, 細胞構造, 人体機能, 人体腫瘍の基礎的な知識を習得するものである。
【SDGs（持続可能な開発目標）】
03.すべての人に健康と福祉を
04.質の高い教育をみんなに
【授業計画】
・授業の方法
医学部医学科基礎系分野の教員6名がそれぞれの専門分野からテーマを絞り, オムニバス形式で授業を進める。
・日程
第1回 10月1日 講義の進め方とガイダンス: 越智陽城
第2回 10月8日 脳と行動 (ニューロン, シナプス, 神経伝達, 運動制御, 記憶と学習):藤原浩樹
第3回 10月22日 脳と行動 (ニューロン, シナプス, 神経伝達, 運動制御, 記憶と学習):藤原浩樹
第4回 10月29日 生殖器と性周期 (男性生殖器, 女性生殖器, 性周期):小林裕人
第5回 11月5日 生殖器と性周期 (男性生殖器, 女性生殖器, 性周期):小林裕人
第6回 11月12日 ヒトの進化論 (脳の進化、統合失調症、脂質の役割):後藤薫
第7回 11月19日 ヒトの進化論 (脳の進化、統合失調症、脂質の役割):後藤薫
第8回 11月26日 筋肉をつくる: 越智陽城
第9回 12月3日 筋肉をつくる: 越智陽城
第10回 12月10日 細胞小器官(ミトコンドリア)の機能と生老病死: 田中 敦
第11回 12月17日 細胞小器官(ミトコンドリア)の機能と生老病死: 田中 敦
第12回 12月24日 がんはどうやってできるのか?
(がん, 発がんメカニズム, がん遺伝子, がん抑制遺伝子, がん予防): 北中千史
第13回 1月14日 がんはどうやってできるのか?
(がん, 発がんメカニズム, がん遺伝子, がん抑制遺伝子, がん予防): 北中千史
第14回 1月21日 筋肉をつくる: 越智陽城
第15回 2月4日 試験とまとめ: 越智陽城
【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
パワーポイントで示される講義内容をノートに筆記し, 不明な点があれば適宜質問してください。
・授業時間外学習（予習・復習）のアドバイス
配布資料や講義中に示される参考文献を読み内容の理解に務める。
【成績の評価】
・基準
講義で説明する人体構造, 人体発生学, 細胞構造, 人体機能, 人体腫瘍の基礎的な知 識を正しく理解していることを合格の基準とします。
・方法
各教員がテーマごとに筆記試験問題を作成し, 100点満点で60点以上を合格とする。
【テキスト・参考書】
教科書や参考書として個別に指定するものはありませんが, 資料やプリントを配布する場合があります。
【その他】
・学生へのメッセージ
高校で生物を学んでいない学生にも理解できる講義を心がけますが, 不明な点があれば適宜質問してください。
・オフィス・アワー
授業に関する学生からの質問は, 各回の授業終了後または開始前に受け付けます。
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