【授業の目的】
この講義では、私たちの生活に密着した、民法に関連する5つのテーマを軸に、時に映画作品を素材として、社会の中にある問題とそのための制度を知り、その制度の限界を考えてもらいながら、法的なものの考え方を修得してもらうことを目指します。
【授業の到達目標】
本講義を通じて、以下の各項目について、できるようになることを目指します。
① 本講義で扱ったテーマについて、法学・民法に関する基本的な知識を習得することができる。【知識・理解】 ② 映画で登場した社会の中にある問題、そのための制度とその限界を発見し、よりよい社会に向けた制度・法律のあり方を、積極的に考えることができる。【態度・習慣】
【授業概要(キーワード)】
法学、民法、映画
【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
A-1.ミニッツペーパー、リフレクションペーパー等によって、自分の考えや意見をまとめ、文章を記述し提出する機会がある。:1~25%
【科目の位置付け】
本講義は、民法に関する5つのテーマについて、基本的な知識を習得するとともに、社会の中にある問題や制度を理論的に考察することで、法的なものの考え方を習得するものです。
【SDGs(持続可能な開発目標)】
01.貧困をなくそう 04.質の高い教育をみんなに 05.ジェンダー平等を実現しよう 11.住み続けられるまちづくりを 12.つくる責任つかう責任 16.平和と公正をすべての人に
【授業計画】
・授業の方法
レジュメを中心に講義を進め、映画作品なども併用して授業を実施します。レジュメの配布方法は、ウェブクラスにアップロードする形で行います。
・日程
第1回:ガイダンス 第2回:家族と法① 第3回:家族と法② 第4回:家族と法③ 第5回:所有と法① 第6回:所有と法② 第7回:事件・事故と法① 第8回:事件・事故と法② 第9回:事件・事故と法③ 第10回:居住と法① 第11回:居住と法② 第12回:仕事と法① 第13回:仕事と法② 第14回:仕事と法③ 第15回:まとめ及び試験
【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
私語厳禁。 レジュメに基づいて講義を行うため、その内容を理解するように努めてください。 講義を受講するにあたり、適宜、受講生自身が気づいたこと、あるいはわからなかったこと等をレジュメやノートにメモし、それらを授業後等に自ら調べるなどを通じて、知識を深めるよう努めてください。 疑問に思うことがあれば、オフィスアワー等を利用し積極的に質問してください。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
事前学習:レジュメをDLし、各回の授業で扱う項目について、そこでわからない言葉を法律用語辞典等で調べておいてください。 事後学習:講義ノート、レジュメを再読し、知識の定着を図ってください。
【成績の評価】
・基準
授業の到達目標に照らし、知識の習得、理解の度合い、汎用的技術(論理的思考力、文章表現力)を考慮し、それらの到達度に応じて評価します。
・方法
筆記試験(100点満点)で評価します。 各問題は、授業の到達目標に対応したものであり、講義を聴いている限りにおいて、難問・奇問は出しません。その中で、「主体的な参加の度合い」、「知識の習得の度合い」、「理解の度合い」、および「汎用的技術の習得の度合い」を見ます。
【テキスト・参考書】
●参考書 『はじめまして、法学(第2版)』(2023、株式会社ウェッジ)
【その他】
・学生へのメッセージ
法律は、堅苦しく、難しいというイメージを持ちがちですが、本講義を通じて、法的な事柄に好奇心を持って欲しいと思います。
・オフィス・アワー
授業時間外に学生の質問等に対応するオフィス・アワーを、木曜日13時から14時30分まで神澤研究室にて設けます。 ただし、会議や出張等で不在にすることもあるため、確実に面談希望の方は、事前に予約することをお勧めします。連絡先は、初回授業でお知らせします。
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