【授業の目的】
自然環境の中でのスポーツ活動の楽しさを理解する。
スキーの基本的技術から応用的技術へと技能の幅を広げる。
【授業の到達目標】
スキー操作の技術を高め，さまざまな斜面に適した滑り方ができる。【技能】
冬の自然を体感しながら，スキーを楽しむことができる。【態度・習慣】
安全にスキーを行う手順について説明できる。【知識・理解】
【授業概要（キーワード）】
ターン，小回り，大回り
【学生主体型授業（アクティブラーニング）について】
A-1．ミニッツペーパー、リフレクションペーパー等によって、自分の考えや意見をまとめ、文章を記述し提出する機会がある。：1～25％
B-1．学生同士の話し合いの中で互いの意見に触れる機会がある。：1～25％
D-1．演習、実習、実験等を行う機会がある。：76～100％
【科目の位置付け】
この授業は，ウインタースポーツであるスキーの技能修得を通じて、生涯にわたってスポーツを楽しむための動機付けをはかるものである。
【SDGs（持続可能な開発目標）】
03.すべての人に健康と福祉を
04.質の高い教育をみんなに
【授業計画】
・授業の方法
事前に説明会及び学習会を行う。
2月に現地（蔵王スキー場）にて２泊３日の実技実習をおこなう。
アドバンスト2およびビギナー1，2，3は同日程で実施する。
実技実習の日時は事前説明会で伝える。
・日程
第1回〜第5回 事前説明会（現地学習の概要，日程，経費等の説明）
事前学習会（スキーに関する予備知識の学習）
直前説明会（現地学習に関わる詳細の説明）
第6回〜第15回 現地学習（蔵王スキー場，2泊3日）
基礎技術の復習（プルークターン，シュテムターン）
平行系技術（パラレルターン）
大回り系技術（主にテールコントロール）
横滑り技術
小回り系技術（主にテールコントロール）
ステップ系技術（踏み替え，踏み蹴り）
実践滑降
コブやアイスバーン，新雪等条件に応じた技術の応用
総合滑降とまとめ
【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
事前の学習会にて，スキー運動の技術特性や身体の使い方について理解を深めたう上で現地での実習に臨む。
現地での実技実習に向けてスキー用具や携行品を必要に応じて準備をする。
・授業時間外学習（予習・復習）のアドバイス
スキーなどのウインタースポーツに関心を持ち，機会があれば映像等をみる。
事前学習を振り返り，実技実習までにスキーの技術について理解を深めておく。
現地で宿泊し，ゲレンデで実際にスキーをすることをイメージし，実技実習にむけた準備をしておく。
講習後は宿泊施設において実技の説明や練習内容を振り返り，自身の達成度を把握することで翌日に取り組むべき課題を明確にする。
講習以外の時間にも，他の履修者とスキーに関する話題でコミュニケーションが取れると良い。
【成績の評価】
・基準
技能を高め，個々のレベルに応じた滑り方でスキーを楽しむことができているかを，技能上達度として評価する。
事前説明会・学習会を含む授業への参加状況や，各授業への取り組みに現れる積極性を，授業への参加態度・意欲として評価する。
レポートの記述から，現地実習で学んだ技術の理解度やウィンタースポーツに対する認識について評価する。
・方法
技能上達度（40％）と授業への参加態度・意欲（40％），レポート（20％）の合計得点を持って評点とする。
【テキスト・参考書】
参考書として全日本スキー連盟著「日本スキー教程」（山と渓谷社）を挙げる。
【その他】
・学生へのメッセージ
後期授業第1週目に行う事前説明会に参加しない学生は履修することができないので注意すること。
宿泊費，交通費，リフト代，保険代，スキー用具のレンタル代などの経費がかかる．詳しい金額は事前説明会で説明する。
・オフィス・アワー
授業時間外に学生の質問について答える「オフィス・アワー」の場所と時間は事前説明会で伝える。
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