＜生きる、働く、学ぶ、の３つの問いかけを通してキャリアについて考える＞
自分自身のキャリア（人生）について考えていく場合、「どのよう生きていくのか」、「どのように働いていくのか」、「どのように学んでいくのか」の３つの問いかけを通して考える必要があります。特に大学生は、「どのように学ぶか」の部分の比重が大きく、将来をイメージし、現状を振り返った上で、今後どのように大学生活を過ごすかを考えることが重要です。本授業では、これらの点を言語化し、明確にすることを目標とします。また、併せて社会で求められる能力として挙げられる「コミュニケーションスキル」の基本について学習します。

授業内容を踏まえて、これからの大学生活でどのように学びを深めていくかを自分の言葉で説明できる。【知識・理解】

キャリアデザイン、自己理解、社会理解、コミュニケーションスキル、大学生活

A-1．ミニッツペーパー、リフレクションペーパー等によって、自分の考えや意見をまとめ、文章を記述し提出する機会がある。：76～100％
A-2．小レポート等により、事前学習（下調べ、調査等含む）が必要な知識の上に思考力を問う形での文章を記述する機会がある。：51～75％

04.質の高い教育をみんなに
05.ジェンダー平等を実現しよう
08.働きがいも経済成長も
17.パートナーシップで目標を達成しよう

本授業は原則として全てオンデマンド形式で行います。また、毎回の授業は、以下の3つのステップで進めます。ステップ1「振り返る」（前回の授業内容の振り返る）→ステップ2「考える」（授業のテーマとゴールを確認し、テーマに沿った個人ワークに取り組む）→ステップ3「振り返る」（授業のまとめと振り返りを踏まえて課題を提出する）

第1回　オリエンテーション（概要と進め方の説明）
第2回　キャリアとは何か？（キャリア、キャリアデザインとは何かについて解説）
第3～5回　コミュニケーショントレーニング（聴く力、話す力の基本を学ぶ）
第6回　中間の振り返り（これまでの復習）
第7～11回　大学生活を振り返る（学習内容と今後の課題を振り返る）
第12回　中間の振り返り（これまでの復習）
第13～14回　これからの大学生活の過ごし方を考える（行動計画を立てる）
第15回　まとめ（全体のまとめ）

1）オンデマンドの授業になりますが、積極的・主体的に参加するように心がけてください。
2）個別のメッセージのやり取りや課題の提出はウェブクラスを使用します。またチャット機能を使用し、質疑応答の時間を設ける予定です。使用方法に関しては、授業内で指示します。

1）事前にウェブクラスにアップする授業教材および教科書を読み、予習を行ってください。
2）授業後に教科書および授業テキスト、個人ワークの内容を読み返し、授業の振り返り、復習を行ってください。

授業の到達目標で示した「これからの大学生活でどのように学びを深めていくか」について、自分の言葉で説明ができることを合格基準とし、課題（振り返りシート）、到達目標の達成度を踏まえて総合的に評価します。

評価の配点は以下とします。
毎回授業終了後に提出する課題（振り返りシート）（100％）

■教科書
伊藤宏・髙橋修・松坂暢浩『大学生のための実践的キャリア＆就活講座』，中央経済社，2019年．
■参考書
小倉泰憲・松坂暢浩・山本美奈子『キャリア理論と自己理解』，大学生協電子書籍，2022年．
小倉泰憲・松坂暢浩・山本美奈子『大学生のキャリアの可能性を広げる３つのワーク」，大学生協電子書籍，2021年．
※その他、授業で使用する資料等は、適宜、ウェブクラスにアップします。

1）本授業は、基盤共通教育「キャリアデザイン」科目の内容を一部含みます。
2）昨年の履修した先輩の満足度（大変満足・満足の合計）：90.0％
3）昨年の履修した先輩の声（アンケートの感想から一部抜粋）
「単位をとるだけでなく、自分について理解を深める良い機会になったと感じています。」
「今まで時間を掛けて自分を見つめ直すことがなかったので、とても新鮮な感覚でした。」
「様々なことについて自分の意見を考えて文字に起こすことで自分について知ることができ、とても満足しています。」
「この授業を通して、1年生から2年生に移り変わる時期ということもあり、自己理解を深め、改善・成長をするための良い機会となりました。今回や、後期を通しての失敗を、自身の教訓とし、同じ失敗を繰り返さないよう、学んだことを活かして、優先順位を決めて取り組んだり、こまめに情報を確認したりするようにしたいと思います。」

オフィス・アワーは、オンライン会議システム（Zoom）で対応します（授業や会議等の時間以外）。面談を希望する場合は、事前にウェブクラスのメッセージから問い合わせください。