【授業の目的】
基礎看護学に関連する看護技術教育、看護実践能力などについて、国内外の文献を討議材料とし、研究課題とその研究方法に関する基礎能力を修得する。また、各自の研究課題に沿った研究方法、分析方法を明確にし、予備調査をもとに方法論を身につける。
【授業の到達目標】
基礎看護学に関連する看護技術教育、看護実践能力の研究課題の明確化とその研究方法に関する基礎能力を身につける。
【授業概要（キーワード）】
基礎看護学，看護教育，看護実践能力，文献検討
【学生主体型授業（アクティブラーニング）について】
A-1．ミニッツペーパー、リフレクションペーパー等によって、自分の考えや意見をまとめ、文章を記述し提出する機会がある。：76～100％
B-1．学生同士の話し合いの中で互いの意見に触れる機会がある。：26～50％
C-1．自分の意見をまとめて発表する機会がある。：76～100％
D-1．演習、実習、実験等を行う機会がある。：1～25％
A-2．小レポート等により、事前学習（下調べ、調査等含む）が必要な知識の上に思考力を問う形での文章を記述する機会がある。：76～100％
B-2．事前学習（下調べ、調査等含む）をした上で、他の学生の意見を尊重しつつグループとしての結論を出すために議論をする機会がある。：26～50％
C-2．事前学習（下調べ、調査等含む）をした上で、プレゼンテーションを行い、互いに質疑応答や議論を行う機会がある。：76～100％
D-2．事前学習（下調べ、調査等含む）で習得した知識等を踏まえて演習、実習、実験等を行う機会がある。：1～25％
A-3．習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型学習を行い、その成果を記述する機会がある。：76～100％
B-3．習得した知識を活用する中で、学生グループがテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型学習を行い、互いの考えを理解し合う中から新たに独自の意見や考え方を創り出す機会がある。：26～50％
C-3．習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型学習を行い、その成果を発表し理解してもらえるようプレゼンテーション、質疑応答、リフレクションを行う機会がある。：76～100％
D-3．習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型の演習、実習、実験等を行う機会がある。：1～25％
【科目の位置付け】
自身が取り組むべき研究課題を明確にし研究計画を作成する能力を身につける。
【SDGs（持続可能な開発目標）】
03.すべての人に健康と福祉を
【授業計画】
・授業の方法
基礎看護学に関連した論文のクリティークをゼミナール形式で進める。
・日程
１ 日本看護学術学会誌および看護専門雑誌の原稿論文について、過去５年間の論文の傾向と基礎看護学に関する文献調査を行い、関心テーマについて文献講読をする。
２ Journal of Nursing Education， Journal of Nursing Researchについて、過去５年間の論文の傾向を調査し、関心テーマについて文献講読をする。
３ 研究関心領域に関する研究方法について、文献調査し、主要論文の講読をする。
４ 研究テーマに沿って、研究方法・分析方法について整理する。
１）質的研究と量的研究
２）観察法、面接法、調査法、準実験法
【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
基礎看護学関連領域の論文を持ち寄り，それらを要旨にまとめ，討論する。
・授業時間外学習（予習・復習）のアドバイス
関連領域の知識を深めるために，幅広い知識を必要とするため，研究に活用できる看護理論を調べてみる。
【成績の評価】
・基準
基礎看護学に関連する看護技術教育、看護実践能力の研究課題を明確にし，研究計画に活かせることができれば合格とする。
・方法
評価方法は討論（20点）レポート（80点）を基準とし総合的に評価する。
【テキスト・参考書】
看護研究第2版 D.Fポーリット 医学書院
教員が作成した資料を配布する場合がある。
【その他】
・学生へのメッセージ
看護研究のプロセスの意味を理解して，自身の研究に活用することが大事である。
・オフィス・アワー
月曜日から金曜日16：10～17：10に設ける。会議や出張で不在になることもあるため，確実に面談したい場合は予約をお願いしたい。
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