基礎看護学演習Ⅱ
 Fundamental Nursing-SeminarⅡ
 担当教員:布施 淳子(FUSE Junko)
 担当教員の所属:医学系研究科看護学専攻基礎看護学分野
 担当教員の実務経験の有無:
 担当教員の実務経験の内容(有の場合):附属病院安全管理部における活動を通して,医療安全,看護管理等の課題を踏まえて研究方法を指導する。
 開講学年:1年,2年  開講学期:通年  単位数:4単位  開講形態:演習
 開講対象:看護学専攻(博士前期課程)  科目区分:基礎看護学 
【授業の目的】
医療安全に関わる支援について安全なケア提供と質の保証、人材育成の観点から、国内外の文献を討議材料として、研究目的、方法、結果を整理し研究能力を養う。

【授業の到達目標】
各テーマの現状と課題を明らかにして研究課題を見出す。文献・書籍の学びを看護実践に応用する手法を考えることができる。

【授業概要(キーワード)】
医療安全,マネジメント,人材管理,キャリア形成

【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
A-1.ミニッツペーパー、リフレクションペーパー等によって、自分の考えや意見をまとめ、文章を記述し提出する機会がある。:76~100%
B-1.学生同士の話し合いの中で互いの意見に触れる機会がある。:26~50%
C-1.自分の意見をまとめて発表する機会がある。:76~100%
D-1.演習、実習、実験等を行う機会がある。:1~25%
A-2.小レポート等により、事前学習(下調べ、調査等含む)が必要な知識の上に思考力を問う形での文章を記述する機会がある。:76~100%
B-2.事前学習(下調べ、調査等含む)をした上で、他の学生の意見を尊重しつつグループとしての結論を出すために議論をする機会がある。:26~50%
C-2.事前学習(下調べ、調査等含む)をした上で、プレゼンテーションを行い、互いに質疑応答や議論を行う機会がある。:76~100%
D-2.事前学習(下調べ、調査等含む)で習得した知識等を踏まえて演習、実習、実験等を行う機会がある。:1~25%
A-3.習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型学習を行い、その成果を記述する機会がある。:76~100%
B-3.習得した知識を活用する中で、学生グループがテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型学習を行い、互いの考えを理解し合う中から新たに独自の意見や考え方を創り出す機会がある。:26~50%
C-3.習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型学習を行い、その成果を発表し理解してもらえるようプレゼンテーション、質疑応答、リフレクションを行う機会がある。:76~100%
D-3.習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型の演習、実習、実験等を行う機会がある。:1~25%

【科目の位置付け】
臨床が直面する医療安全に関して豊かな知識と論理的な思考を身につける。

【SDGs(持続可能な開発目標)】
03.すべての人に健康と福祉を

【授業計画】
・授業の方法
医療安全・マネジメントおよび継続教育に関連した論文のクリティークをゼミナール形式で進める。
・日程
1 安全管理とマネジメント
2 看護の組織化
3 人事労働管理
4 物理的資源管理
5 感染対策
6 キャリア形成
7 継続教育

【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
各自の研究テーマに沿った関連論文を持ち寄り討議を行い,各自の研究目的の新規性を検討する。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
医療安全・マネジメントの分野に関する書籍を読み討議に向けて準備する。

【成績の評価】
・基準
医療安全・マネジメントの分野の知識と思考がレポートに反映されていることを合格の基準とする。
・方法
評価方法は討議(20点)レポート(80点)を基準とし,総合的に評価する。

【テキスト・参考書】
患者安全 原書第2版 相馬考博 篠原出版新社
看護マネジメント論 第3巻 日本看護協会出版会
看護における人的資源活用論 第4巻 日本看護協会出版会

【その他】
・学生へのメッセージ
医療安全,マネジメント,人材管理,キャリア形成の分野についての関連本を読み,参加することが大事である。
・オフィス・アワー
月曜日から金曜日まで16:10~17:10に設ける。会議や出張で不在になることもあるため,確実に面談したい場合は予約をお願いしたい。

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