【授業の目的】
各自の研究課題に基づき、修士論文を作成し、看護研究を遂行する能力を習得する。
【授業の到達目標】
学位にふさわしい科学的根拠に基づく研究に取り組むことができる。また各自の研究課題に基づき修士論文を作成し、プレゼンテーションができる。
【授業概要(キーワード)】
看護研究、修士論文、研究計画
【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
C-1.自分の意見をまとめて発表する機会がある。:1~25% D-1.演習、実習、実験等を行う機会がある。:1~25% C-2.事前学習(下調べ、調査等含む)をした上で、プレゼンテーションを行い、互いに質疑応答や議論を行う機会がある。:1~25% D-2.事前学習(下調べ、調査等含む)で習得した知識等を踏まえて演習、実習、実験等を行う機会がある。:1~25% A-3.習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型学習を行い、その成果を記述する機会がある。:1~25% C-3.習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型学習を行い、その成果を発表し理解してもらえるようプレゼンテーション、質疑応答、リフレクションを行う機会がある。:1~25% D-3.習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型の演習、実習、実験等を行う機会がある。:1~25%
【科目の位置付け】
学位にふさわしい科学的根拠に基づく研究に取り組むため、研究計画を吟味し適切な研究方法で調査を実施、論文作成、プレゼンテーションするまでを体験的に学習する。
【SDGs(持続可能な開発目標)】
03.すべての人に健康と福祉を
【授業計画】
・授業の方法
毎週土曜日1~10校時、研究計画書の作成、倫理審査を受け、データ収集、データ解析、論文作成、プレゼンテーションするまでの過程を講義・演習に参加しながら体験的に学習する。
・日程
第 1~20回 研究計画書の推敲 第21~25回 研究計画に関する倫理的手続きの実際 第26~50回 研究計画に基づく調査の実施、データの取り扱い 第51~70回 データ解析の実際 第71~90回 研究結果の解釈 第91~130回 論文作成の実際、論文投稿について 第131~149回 プレゼンテーションの方法および学会発表の実際 第150回 まとめ
【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
研究の進捗状況を毎回発表してもらうので、授業時間内にアドバイスを受けた内容はメモを取り、不明な点をその都度確認すること。また他の受講者の発表にも耳を傾け積極的に質問することが学生間相互の理解や思考の発展につながる。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
データ解析、結果の解釈など、常に新たな知識や知識の連携が必要になるので、文献の該当箇所を自分で探し関連付けることを勧める。
【成績の評価】
・基準
修士課程にふさわしい態度で研究に臨むこと、また各自の研究課題に基づき修士論文を作成し、プレゼンテーションができることを合格の基準とする。
・方法
毎回の発表30点、ディスカッション20点および提出された論文50点、を合計して評価する。
【テキスト・参考書】
D. F. Polit, B. P. Hungler(近藤潤子監訳):看護研究―原理と方法.医学書院 古谷野亘、長田久雄:実証研究の手引き―調査と実験の進め方・まとめ方.ワールドプランニング I. Holloway, S. Wheeler(野口美和子監訳):ナースのための質的研究入門.医学書院 木下康仁:ライブ講義M-GTA 実践的質的研究方法.弘文堂
【その他】
・学生へのメッセージ
研究の発展性を考えながら討論および講義に積極的参加してほしい。
・オフィス・アワー
授業時間外に学生の質問に答えるオフィスアワーを学生の都合に合わせて設けるので事前に予約をすること。連絡先は初回の授業で知らせる。
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