【授業の目的】
看護学研究に必要な英文論文の検索方法や精読方法、論文作成方法を学ぶことを目的とする。
【授業の到達目標】
英文論文の検索方法を身につける。 英文論文の精読トレーニングにより論文の読み方を身につける。 英文論文が理解できるようになる。 学生自身の研究成果を英文論文にて発表できるように英文の書き方を身につける。
【授業概要(キーワード)】
英文論文、英文検索、PubMed、英文読解、論文作成
【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
A-1.ミニッツペーパー、リフレクションペーパー等によって、自分の考えや意見をまとめ、文章を記述し提出する機会がある。:1~25% D-1.演習、実習、実験等を行う機会がある。:1~25% C-2.事前学習(下調べ、調査等含む)をした上で、プレゼンテーションを行い、互いに質疑応答や議論を行う機会がある。:1~25%
【科目の位置付け】
この演習は、世界的視野で研究を理解し発信するための基礎を習得するものである。看護学専攻の博士前期課程のディプロマ・ポリシー(1.科学的根拠に基づき、看護の現象、実践技能およびシステム上の課題をあきらかにし解決するために、看護の研究を邁進できる能力を獲得している2.自身が取り組むべき課題を基に、新たな研究領域にも挑戦できる能力を身に付けている)に関与する重要な内容である。
【SDGs(持続可能な開発目標)】
03.すべての人に健康と福祉を
【授業計画】
・授業の方法
自身の研究テーマに関連する英文論文の検索をインターネットの検索エンジンを用いて行う。検索した論文を精読し、内容を取りまとめて発表する。発表者以外の人は積極的に質問する。
・日程
演習は、後期、月曜日7・8校時に行う。日程は、初回開講日にお知らせします。 第1回目 演習の進め方とガイダンス 第2回目 英文論文検索法の実際 第3~6回目 英文論文精読 第7回目 英文論文執筆演習 第8回目 論文発表会 プレゼンテーションとまとめ
【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
英文論文検索方法を身につけ多くの論文に触れるようにする。重要な論文を精読して内容を深く理解することに努める。英文論文に多く目を通すことで、英文論文の書き方や特徴的な表現に慣れるよう努める。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
図書館やインターネットを活用し、多くの英文文献の情報収集を行ってください。
【成績の評価】
・基準
合格の基準は、英文論文の検索が自在にできるようになり、重要論文の精読と内容の理解ができること、自身の研究内容を英語に翻訳できることである。 演習参加点20点、発表会プレゼンテーション80点の合計60点以上を合格とする。
・方法
演習参加点20点、発表会プレゼンテーション80点の合計60点以上を合格とする。
【テキスト・参考書】
英和・和英辞典類: 研究社:新英和大辞典 研究社:新和英大辞典 研究社:新編英和活用大辞典 等 英英辞典 Oxford University Press:Oxford Advanced Learner’s Dictionary 等
【その他】
・学生へのメッセージ
自身の研究を世界的視野で評価し発信するためにも多くの英文論文に触れてみましょう。
・オフィス・アワー
授業時間以外に学生の質問に答える「オフィスアワー」を看護学科棟の看護学科教員研究室において、毎週火曜日の16:00~17:00に設けます。会議や出張などで不在にすることもあるため、確実に面談したい場合は事前に予約をお願いします。連絡先は初回の演習でお知らせします。
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