看護病態機能学特別研究
 Graduate Research in Nursing Pathophysiology
 担当教員:櫻田 香(SAKURADA Kaori)
 担当教員の所属:医学系研究科看護学専攻基礎看護学分野
 担当教員の実務経験の有無:
 担当教員の実務経験の内容(有の場合):医師として診療経験のある教員がその診療経験を活かし、疾患や今日的課題について講義,演習を行います。
 開講学年:2年  開講学期:通年  単位数:10単位  開講形態:実験(8単位)、実習(2単位)
 開講対象:看護学専攻(博士前期課程)  科目区分:看護病態機能学 
【授業の目的】
中枢神経および外科治療に関する看護研究を自分で遂行できる総合的な能力を習得すること。

【授業の到達目標】
1. 中枢神経および外科治療に関連する自ら研究テーマを発掘し、そのテーマに関する先行研究を渉猟することができるようになる。
2. 先行研究を踏まえ自分の研究計画を作成できるようになる。
3. 自分の行った実験、研究の結果を正しく解釈し、考察ができるようになる。
4. 研究結果をまとめて発表できるようになる。

【授業概要(キーワード)】
中枢神経、手術、看護研究

【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
A-1.ミニッツペーパー、リフレクションペーパー等によって、自分の考えや意見をまとめ、文章を記述し提出する機会がある。:1~25%
B-1.学生同士の話し合いの中で互いの意見に触れる機会がある。:1~25%
C-1.自分の意見をまとめて発表する機会がある。:1~25%
D-1.演習、実習、実験等を行う機会がある。:1~25%
A-2.小レポート等により、事前学習(下調べ、調査等含む)が必要な知識の上に思考力を問う形での文章を記述する機会がある。:1~25%
B-2.事前学習(下調べ、調査等含む)をした上で、他の学生の意見を尊重しつつグループとしての結論を出すために議論をする機会がある。:1~25%
C-2.事前学習(下調べ、調査等含む)をした上で、プレゼンテーションを行い、互いに質疑応答や議論を行う機会がある。:1~25%
D-2.事前学習(下調べ、調査等含む)で習得した知識等を踏まえて演習、実習、実験等を行う機会がある。:1~25%
A-3.習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型学習を行い、その成果を記述する機会がある。:1~25%
B-3.習得した知識を活用する中で、学生グループがテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型学習を行い、互いの考えを理解し合う中から新たに独自の意見や考え方を創り出す機会がある。:1~25%
C-3.習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型学習を行い、その成果を発表し理解してもらえるようプレゼンテーション、質疑応答、リフレクションを行う機会がある。:1~25%
D-3.習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型の演習、実習、実験等を行う機会がある。:1~25%

【科目の位置付け】
中枢神経および手術に関連した看護研究に関連する研究テーマを見出し、自分で研究計画を立て、研究を遂行する能力を身につけるものです。

【SDGs(持続可能な開発目標)】
03.すべての人に健康と福祉を

【授業計画】
・授業の方法
グループディスカッションを行いながらテーマの選定、研究計画立案、研究実行、論文作成を行っていきます。
・日程
通年 月曜日5-6校時に開講する。受講者の都合に合わせて適時追加開講。

第1回 オリエンテーション
第2-5回 研究テーマの選択
第6-10回 先行研究について
第10-20回 実験計画発表、グループディスカッション
第21-40回 実験進捗状況報告
第40-50回 実験結果中間発表、研究計画見直し
第51-60回 計画見直しに基づいた実験再開、継続
第61-70回 実験結果最終まとめ、論文作成
第71-75回 論文修正、口頭発表

【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
上記の授業計画に基づいて、自ら考え準備を行い、授業中に発表する。他者の発表に対して積極的に意見や質問をし、参加者全員でPDCAサイクルを回すよう努める。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
医中誌やpubmedなどを利用して先行研究の検索をする
実験の遂行、まとめ、発表の準備をする

【成績の評価】
・基準
1)文献検索、研究計画作成、実験の遂行、考察、発表ができること
2)自分の行った実験を論文にまとめることができること
1)および2)が適切に行えることを合格の基準とします。
・方法
研究態度および修士論文、修士論文プレゼンテーションによって評価する。

【テキスト・参考書】
思考の整理学 外山滋比古 ちくま文庫
その他、担当教員が必要に応じてテキストや参考書を紹介します。

【その他】
・学生へのメッセージ
P(Plan)、D(Do)、C(Check)、A(Action)サイクルを回す力を身につけましょう。
・オフィス・アワー
月-金:9:00-17:00(櫻田研究室)会議や講義で不在になることもあります。

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