【授業の目的】
精神看護学特論Ⅰ・Ⅱ、精神看護学演習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳで学習したことを基に研究を行い論文作成することで、精神看護領域における研究能力を身につけることを目的とする。
【授業の到達目標】
学生自身の研究課題に沿って、研究を実施できる。 研究成果をプレゼンテーションし研究論文を作成し公表できる。
【授業概要(キーワード)】
看護研究、研究倫理、文献、論文
【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
A-3.習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型学習を行い、その成果を記述する機会がある。:1~25% B-3.習得した知識を活用する中で、学生グループがテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型学習を行い、互いの考えを理解し合う中から新たに独自の意見や考え方を創り出す機会がある。:1~25% C-3.習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型学習を行い、その成果を発表し理解してもらえるようプレゼンテーション、質疑応答、リフレクションを行う機会がある。:1~25% D-3.習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型の演習、実習、実験等を行う機会がある。:1~25%
【科目の位置付け】
看護学専攻の博士前期課程のディプロマ・ポリシー(1.科学的根拠に基づく自立した看護研究の推進、2.看護高度専門職業人、3.疾病予防と生活支援方法の開発・整備、4.諸課題についての教育・研究・実践の推進、5.学際的チームのリーダー的役割、6.新たな研究領域への挑戦)に関与する重要な内容である。教育・研究領域が精神看護学である学生は、この授業の単位と精神看護特論Ⅰ・Ⅱ、精神看護学演習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳの単位を取得する必要がある。
【SDGs(持続可能な開発目標)】
03.すべての人に健康と福祉を
【授業計画】
・授業の方法
学生の発表・質疑応答による討論時間を多く設けて授業をおこないます。授業では、研究課題について議論する時間を中心とし、まとめ方や論文作成方法を教授します。
・日程
授業は、金曜日の5・6・7・8校時に行います。 授業の順番は、以下のとおりです。日程は、初回開講日にお知らせします。 1.前期(20回) 第1回~第5回 研究目的の明確化、文献検索の実際 第6回~第10回 研究立案 第11回~第20回 研究調査の実施 2.後期(20回) 第21回~第28回 研究結果の解析と解釈 第29回~第37回 研究論文作成 第38回~第40回 研究論文の推敲とまとめ
【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
自身の研究と関連する多くの文献を検索し参照して自身の研究領域の視野を広めるようにする。科学的根拠に基づき自身の意見をまとめ論述出来るようにする。研究経過における疑問点や不明点は積極的に教員と討論を行う。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
自身の研究課題に関連して、図書館やインターネットを活用し、文献の検索や専門書などの情報収集を行い、事前学習と復習を十分に行い、自身の考えをまとめておくようにして下さい。適宜、宿題として課題を提示します。
【成績の評価】
・基準
研究計画発表、研究過程、論文審査過程、最終試験に基づき判定する。
・方法
研究の遂行過程、研究内容のプレゼンテーション、論文内容を総合して評価する。最終試験の合格判定をもって合格とする。
【テキスト・参考書】
科学者・技術者のための英語論文の書き方 Lewis RM,他。 東京化学同人 科学者・技術者のための英語プレゼンテーション Lewis RM,他。東京化学同人
【その他】
・学生へのメッセージ
研究については、博士論文審査手続きを十分に確認の上、研究計画を進めること。また、看護研究における倫理に関する申し合わせを遵守すること。
・オフィス・アワー
授業時間以外に学生の質問に答える「オフィスアワー」を看護学科棟の看護学科担当教員研究室において、毎週火曜日の16:00~17:00に設けます。会議や出張などで不在にすることもあるため、確実に面談したい場合は事前に予約をお願いします。連絡先は初回の演習でお知らせします。
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