【授業の目的】
(専門看護師授業目標) 1.臨床医学で扱う生活習慣病の診断、検査、治療の基本的方法、およびその原理を学習する。 2.老年内科学総論、高血圧症、内分泌、神経疾患、認知症等の高齢者の頻度の高い疾患の治療、薬物療法の実際について、学習する。 3.複雑な病態を有する高齢者の治療(Cure)と、複合した看護の課題を解決する高度実践看護(Care)の実際を学習する。 4.高齢者の終末期に関する高度な看護実践に必要な知識と技術について学習する。 (ナースプラクティショナー授業目標) 1. 加齢がもたらす多様な健康問題、様々な疾病の治療について、高度な看護実践に必要な知識を説明できる。 2. 高齢患者の様々な訴えに対し、看護と医学の視点から包括的アセスメントを行うために必要な知識と方法を説明できる。 3.複雑な病態を有する高齢患者の治療(Cure)と高度実践看護(Care)の実際について説明できる。 4. 終末期にある高齢者と家族への高度看護実践、多職種連携と調整の実際について説明できる。
【授業の到達目標】
(専門看護師授業目標) 1.臨床医学で扱う生活習慣病の診断、検査、治療の基本的方法、およびその原理について説明できる。 2.老年内科学総論、高血圧症、内分泌、神経疾患、認知症等の高齢者の頻度の高い疾患の治療、薬物療法の実際について説明できる。 3.複雑な病態を有する高齢者の治療(Cure)と、複合した看護の課題を解決する高度実践看護(Care)について説明できる。 4.高齢者の終末期に関する高度な看護実践について説明できる。 (ナースプラクティショナー授業目標) 1. 加齢がもたらす多様な健康問題、様々な疾病の治療について、高度な看護実践に必要な知識を説明できる。 2. 高齢患者の様々な訴えに対し、看護と医学の視点から包括的アセスメントを行うために必要な知識と方法を説明できる。 3. 複雑な病態を有する高齢患者の治療(Cure)と高度実践看護(Care)の実際について説明できる。 4. 終末期にある高齢者と家族への高度看護実践、多職種連携と調整の実際について説明できる。
【授業概要(キーワード)】
老年医学、 生活習慣病学総論・各論、 終末期医療
【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
A-1.ミニッツペーパー、リフレクションペーパー等によって、自分の考えや意見をまとめ、文章を記述し提出する機会がある。:1~25% A-3.習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型学習を行い、その成果を記述する機会がある。:1~25%
【科目の位置付け】
老年看護専攻教育課程、ナースプラクティショナー専攻教育課程履修科目看護高度専門職業人として豊かな学識と高い見識を獲得するために、多面的で実践的な教育を展開する。また、修士論文作成に向けた、高齢者看護学の基礎的学術基盤の形成を図る。
【SDGs(持続可能な開発目標)】
03.すべての人に健康と福祉を
【授業計画】
・授業の方法
講義冒頭に、講義ガイダンスと老年医学の動向について紹介します。各論として、生活習慣病学として、各分野の専門医より最新の動向を講義があります。各自関心の深いところについて、積極的に知識を深めた学習を行います。最後に高齢者の終末期医療の様々な課題について、老年医学および老年看護学の近年の見解を系統的に学び、倫理的課題を明確化し、専門看護師・高度実践看護師の機能と役割について学習します。
・日程
1-2回 : 講義ガイダンス (日程確定後案内) 3-4回 : 老年医学の動向(予定) 5回 : 生活習慣病学 ① 生活習慣と糖尿病 (内科学第3講座:諏佐 真治) ー生活習慣病学統括ー 6回 : 生活習慣病学 ② 喫煙と呼吸器疾患 (内科学第一講座) 7回 : 生活習慣病学 ③ 生活習慣と心血管病(内科学第一講座) 8回 : 生活習慣病学 ④ 肥満・メダボリックシンドロームと消化管疾患 (内科学第二 講座 ) 9回 : 生活習慣病学 ⑤ 生活習慣病とうつ病 (精神医学講座) 10回 : 生活習慣病学 ⑥ 飲酒・喫煙習慣と頭頚部癌(耳鼻咽喉科・頭頚部外科 学講座) 11回 : 生活習慣病学 ⑦ 生活習慣病と眼疾患 (眼学講座) 12回 : 生活習慣病学 ⑧ 口腔ケアの重要性(歯科口腔・形成外科学講座) 13回 : 生活習慣病学 ⑨ 脂質代謝異常症の性差女性における特徴 (産婦人科学講座) 14回 : 生活習慣病学 ⑩ 夜間頻尿(腎泌尿器外科学講座) 15回 :終末期にある高齢者と家族への高度実践看護と多職種連携・統括(佐藤)
【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
オムニバス形式になるので、一回一回の講義内容について、熟考し実践への連動について考察を行うことが重要。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
講義内容と実際の患者の状況とが連動でき、知識を活用できるように心がけ、新たな気付きを鋭敏に捉えられるようにして下さい。
【成績の評価】
・基準
各講義テーマの中から、学生が特に重要と考える選択したテーマについて、講義到達目標沿って、系統的に説明されていること。
・方法
各講義テーマの中から、学生が特に重要と考えるテーマを選択し、(診断・検査・治療(薬物療法含む)の特徴、および、看護実践または看護研究への示唆について考察し、レポートを提出する。および、講義への参加姿勢により評価する。
【テキスト・参考書】
参考書:老年医学系統合講義テキスト、編集 日本老年医学会、西村書店 2013年
【その他】
・学生へのメッセージ
医学系研究科の様々な研究情報を有意義に、効果的に学んでください。
・オフィス・アワー
水曜日・木曜日、および、必要時17時以降、事前調整し設けます。
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