【授業の目的】
各自の研究課題について、修士論文作成に向けて看護学研究を遂行するための基礎能力を習得する。
【授業の到達目標】
1.研究の意義、研究背景について継続的に探究し、概要を説明できる。 2.各自の研究テーマに関連する原著論文等の批判的吟味を行い報告できる。 3.修士論文研究目的、方法について継続的に洗練し、研究計画を立案できる。 4.立案した研究計画への倫理的配慮を適切に行うことができる。 5.研究計画の実行に必要な対処を適切に行うことができる。 6.研究成果を修士論文として研究指導の下、必要な形式を踏まえ作成することが できる。
【授業概要(キーワード)】
批判的文献検討、仮設設定、研究計画の立案と実施方法、臨床看護の研究方法
【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
A-1.ミニッツペーパー、リフレクションペーパー等によって、自分の考えや意見をまとめ、文章を記述し提出する機会がある。:26~50% B-1.学生同士の話し合いの中で互いの意見に触れる機会がある。:26~50% C-1.自分の意見をまとめて発表する機会がある。:26~50% D-1.演習、実習、実験等を行う機会がある。:26~50% A-2.小レポート等により、事前学習(下調べ、調査等含む)が必要な知識の上に思考力を問う形での文章を記述する機会がある。:51~75% B-2.事前学習(下調べ、調査等含む)をした上で、他の学生の意見を尊重しつつグループとしての結論を出すために議論をする機会がある。:51~75% C-2.事前学習(下調べ、調査等含む)をした上で、プレゼンテーションを行い、互いに質疑応答や議論を行う機会がある。:51~75% D-2.事前学習(下調べ、調査等含む)で習得した知識等を踏まえて演習、実習、実験等を行う機会がある。:51~75% A-3.習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型学習を行い、その成果を記述する機会がある。:51~75% B-3.習得した知識を活用する中で、学生グループがテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型学習を行い、互いの考えを理解し合う中から新たに独自の意見や考え方を創り出す機会がある。:51~75% C-3.習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型学習を行い、その成果を発表し理解してもらえるようプレゼンテーション、質疑応答、リフレクションを行う機会がある。:51~75% D-3.習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型の演習、実習、実験等を行う機会がある。:51~75%
【科目の位置付け】
修士(看護学)の学位論文審査基準に基づき、科学的根拠に基づく研究方法、研究成果の考察を踏まえた修士の学位論文を作成できるための助言・研究指導を行う。
【SDGs(持続可能な開発目標)】
03.すべての人に健康と福祉を
【授業計画】
・授業の方法
個別の研究指導、演習形式による発表、討論全体の到達目標別に、随時研究指導を行う。
・日程
第1回- 第60回 特別研究指導 1) 各自の研究課題に関する研究計画の立案 2) 先行研究に関する批判的文献検討 3) 研究計画の洗練 4) 倫理的手続きの実際 5) 研究計画の実施 6) データ解析の実際 7) 研究結果に関する考察 8) 研究成果に関するプレゼンテーションの方法と実際
第61回以上 演習、必要時随時実施する。
【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
個別の研究指導については、具体的到達目標を明確にし、資料準備について、事前に学生と指導教員とで確認を行い、履修計画に沿って確実に研究が進行できるように指導を行う。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
自身の履修計画に基づいて、看護研究活動を円滑に進められるように、具体的作業について、指導教員と十分な意思疎通を行えるように工夫する。
【成績の評価】
・基準
研究計画立案状況、 学会発表の有無、演習における作業状況、参加姿勢
・方法
平常の研究活動状況、研究計画内容、研究結果、修士論文作成姿勢。倫理的配慮の有無
【テキスト・参考書】
文献検索方法について確認の上、各自のテーマに有用な文献、資料等について、適宜相談する。
【その他】
・学生へのメッセージ
特別研究は、探索的で継続的な活動になります。履修計画を明確に立て、着実に進めていけるように、積極的に指導教員と情報交換を図るようにすること。
・オフィス・アワー
水曜日・木曜日 および必要時、17時以降、事前調整し設けます。
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