サイエンスセミナー
 Science Seminar
 担当教員:富松 裕 (TOMIMATSU Hiroshi), 井村 匠 (IMURA Takumi), 衛藤 稔 (ETO Minoru), 江部 日南子 (EBE Hinako), 加々島 慎一 (KAGASHIMA Shin-ichi), 北浦 守 (KITAURA Mamoru), 並河 英紀 (NABIKA Hideki), 西岡 斉治 (NISHIOKA Seiji), 西村 拓士 (NISHIMURA Takuji), 松田 浩 (MATSUDA Hiroshi), 原 一夫 (HARA Kazuo), 渡邊 康紀 (WATANABE Yasunori)
 担当教員の所属:理学部理学科
 担当教員の実務経験の有無:
 開講学年:1年,2年,3年,4年  開講学期:後期  単位数:1単位  開講形態:講義
 開講対象:理学部  科目区分:理学共通科目 
【授業の目的】
科学(サイエンス)は世界の仕組みを解明し、新たな視点をもたらす冒険です。私たちの身の回りにあるスマホや自然界の綺麗な模様、小さな石ころにさえ、その裏には科学があります。本講義では、数理科学(数学・データサイエンス)や自然科学(物理学・化学・生物学・地球科学)の様々なテーマを取り上げ、主に高校生程度の知識(数学Ⅰ・Ⅱ、理科基礎)を活かしながら、新しい視点を見出していきます。科学が世界や未来とどう繋がっているのか、一緒に探求しませんか?

【授業の到達目標】
幅広い理学のトピックに関して知識と理解を深め、それを説明できる。【知識・理解】
科学的な視点で物事を捉え、主体的に考えることができる。【技能・態度】

【授業概要(キーワード)】
数学,データサイエンス,物理学,化学,生物学,地球科学

【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
A-1.ミニッツペーパー、リフレクションペーパー等によって、自分の考えや意見をまとめ、文章を記述し提出する機会がある。:1~25%

【科目の位置付け】
数学、物理学、化学、生物学、地球科学など理学全般の基礎知識と科学的な視点で考える力を習得するための科目である。(理学部のカリキュラム・ポリシー)

【授業計画】
・授業の方法
毎回異なる教員が担当し、主にスライド資料を用いて全12回の講義を行います。各回には課題があり、受講者には【12回のうち8回以上の出席と課題提出】を求めますが、12回すべてを受講すると「科学の見え方」が変わるはずです! なお、この授業は【16:30~17:50】に実施します。
・日程
<順序は変更になる可能性があります>
第1回 🌿 植物の視点から見る生物多様性(富松裕)
第2回 🌍 綺麗な岩石や鉱物に記録された地球の歴史を読みとる(加々島慎一)
第3回 ➗ 整数、有理数から代数的数へ(西岡斉治)
第4回 ⚡ 暮らしを進化させる半導体技術と次世代の半導体材料(江部日南子)
第5回 🖥 ことばとコンピュータ(原一夫)
第6回 🔍 原子の配列を見て物質の性質を解き明かす(北浦守)
第7回 🔬 生命のしくみを分子のかたちから知る(渡邊康紀)
第8回 🔢 有限集合の代数︰基本から情報通信への応用まで(西村拓士)
第9回 🌀 自己組織化の科学︰自然界にあふれる美しい模様の謎(並河英紀)
第10回 🌋 火山との付き合い方: 火山は怖い?それとも...?(井村匠)
第11回 🔷 対称性とトポロジー︰数理物理的視点で捉えよう、自然界の美しさ(衛藤稔)
第12回 🎲 全てを想定する:ゲームの数学(松田浩)

【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
理学部のさまざまな学問領域に接することができる貴重な機会です。少し難しく感じるときもあるかもしれませんが、それは新しい知識を修得するチャンスです! 遠慮せず質問し、主体的に考え、知的好奇心のアンテナを広げてください。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
授業外における自主的な学修時間の目安は4時間/週です。(注)大学設置基準では、1単位の授業科目は45時間の学修を必要とする内容をもって構成することが定められています。

【成績の評価】
・基準
授業で取り上げる様々なトピックに関して基礎的な知識を修得し、課題を通じてそれを説明できることに加え、主体的に考える姿勢が示されていることを合格の基準とします。
・方法
全12回のうち、8回分の出席と課題の提出を前提に、各課題の評価点(各100点満点)の平均値を成績点とします。8回を超える課題を提出した場合は【評価点の高い8回分】を算出に用います。

【テキスト・参考書】
参考書は適宜、授業の中で紹介します。

【その他】
・学生へのメッセージ
この授業では、さまざまな分野の専門家が「科学の見方」をお話しします。すべての授業を受けると、物理や数学、地球科学など、一見バラバラに見える知識が、実はつながっていることに気づくかもしれません。科学を学ぶことは、未来を切り拓く力を身につけることでもあります。ここで得た✨新しい視点✨は、いつか皆さんの人生のどこかで役立つことでしょう。この講義が、皆さんの「もっと知りたい!」を引き出すきっかけになれば嬉しいです☺️
・オフィス・アワー
授業時間外に学生の質問に答える「オフィス・アワー」については、担当教員毎に曜日、時間、連絡先等をお知らせします。

32011140-2025-03-30115