【授業の目的】
持続可能な社会の実現に向けて、エネルギーに関する自然科学の基礎を学修するとともに、次世代エネルギーの課題解決に向けた総合知(あらゆる分野の知見を総合的に活用して課題への的確な対応を図る)の手段を学修することを目的とする。
【授業の到達目標】
1) カーボンニュートラルについて理解できる。【知識・理解】 2) 運動、熱、電気、光、化学エネルギー等を理解できる。【知識・理解】 3) 次世代エネルギーとその仕組みが理解できる。【知識・理解】 4) 総合知の基本的考え方を身につけることができる。【技能】
【授業概要(キーワード)】
カーボンニュートラル、再生可能エネルギー、環境、健康、総合知
【科目の位置付け】
エネルギーに関して、数学、物理学、化学、生物学、地球科学、情報科学、さらには人文社会学など多様な視点から理解を深める科目である。 (理学部ディプロマ・ポリシー(1-(2)、2-(1)、2-(2)、2-(4)、3-(1))、カリキュラム・ポリシー(3、4、5)) クリーンエネルギー概論Bの基礎となる科目である。
【SDGs(持続可能な開発目標)】
07.エネルギーをみんなにそしてクリーンに 09.産業と技術革新の基盤をつくろう 13.気候変動に具体的な対策を
【授業計画】
・授業の方法
主に講義形式でエネルギーに関する基礎的な学問を学習するとともに、適宜グループで課題に取り組む。
・日程
第1回 ガイダンス 第2回 カーボンニュートラル、SDGsとは 第3回 熱力学、酸化還元 第4回 これまでのエネルギー開発 第5回 次世代エネルギー 第6回 総合知 第7回 山形におけるクリーンエネルギーを考える 第8回 まとめ
【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
準備学修に必要な学修時間の目安は4時間/週である。 指定されている参考書や授業で示される資料を参考に講義内容をノートに筆記するなどして内容の理解に努めてください。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
授業の復習や課題に取り組むこと。 身のまわりのエネルギーについて関心を持つこと。
【成績の評価】
・基準
1) カーボンニュートラルについて説明できる。 2) 運動、熱、電気、光、化学エネルギー等を説明できる。 3) 次世代エネルギーとその仕組みを説明できる。 4) 総合知の基本的考え方を説明できる。
・方法
課題レポート・小テスト(30点)、テスト(70点)
【テキスト・参考書】
この授業の参考書として『矢野重信・木下 勇・山村剛士 企画・監修、「SDGs無機化学の基礎」(培風館)ISBN978-4-563-04640-8』があります。
【その他】
・学生へのメッセージ
高校で化学を学んでいない学生にも理解できるよう分かりやすい講義を心掛けますが,理解できない点は,適宜,ご質問ください。
・オフィス・アワー
授業時間外に学生の質問に答える「オフィス・アワー」の詳細は初回の授業でお知らせします。
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