【授業の目的】
グループワークにおいて総合知を活用し、新たな「ゼロカーボンやまがた2050」を展望する。企業や公的機関におけるクリーエネルギーに関連した事例を学ぶとともに、大学での学びがどのように活用されているかを理解する。
【授業の到達目標】
1) 「ゼロカーボンやまがた2050」 が理解できる。【知識・理解】 2) 主体的にグループワークに取り組むことができる。【態度・習慣】 3) 文献調査などにより、客観的に物事を捉えることができる。【技能】 4) 総合知を活用し、他者に理解される提案を発表できる。【態度・習慣】 5) 他者の発表を理解し、建設的な意見を述べることができる。【態度・習慣】
【授業概要(キーワード)】
カーボンニュートラル、再生可能エネルギー、環境、健康、総合知
【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
B-1.学生同士の話し合いの中で互いの意見に触れる機会がある。:1~25% C-1.自分の意見をまとめて発表する機会がある。:1~25% B-2.事前学習(下調べ、調査等含む)をした上で、他の学生の意見を尊重しつつグループとしての結論を出すために議論をする機会がある。:1~25% C-2.事前学習(下調べ、調査等含む)をした上で、プレゼンテーションを行い、互いに質疑応答や議論を行う機会がある。:1~25% B-3.習得した知識を活用する中で、学生グループがテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型学習を行い、互いの考えを理解し合う中から新たに独自の意見や考え方を創り出す機会がある。:1~25% C-3.習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型学習を行い、その成果を発表し理解してもらえるようプレゼンテーション、質疑応答、リフレクションを行う機会がある。:1~25%
【科目の位置付け】
エネルギーに関して、数学、物理学、化学、生物学、地球科学、情報科学、さらには人文社会学など多様な視点から理解を深める科目である。クリーンエネルギー概論Aの学習内容を発展させ、グループワークにも取り組む科目である。
【SDGs(持続可能な開発目標)】
07.エネルギーをみんなにそしてクリーンに 09.産業と技術革新の基盤をつくろう 13.気候変動に具体的な対策を
【授業計画】
・授業の方法
次世代を担うクリーンエネルギーに関して、学習してきたことをどのように活かして未来を創造するか?未来のエネルギーはどうあるべきか?グループワークを通じて多様な視点から課題を設定し、総合知に基づいて展望した内容をグループで発表する。また、企業や公的機関から外部講師を招き、大学での学びの活用事例を学習する。
・日程
第1回 ガイダンス 第2回 グループ分け、課題の相談・決定 第3-7回 調査・研究・議論 グループごとに教員と面談しながら遂行する。 3名の外部講師からの講演を含む。 第8回 発表会、討論
【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
準備学修に必要な学修時間の目安は4時間/週である。 各グループの課題についてグループ内で検討し、調査してきた内容やアイディアをグループ内で共有・議論します。最終的に内容をスライドにまとめて発表していただきます。 各グループの成果発表および外部講師の講演に対して積極的な質問や意見交換などを求めます。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
最新の科学技術やエネルギーに関連する社会問題に興味関心を持ち、各グループの課題に取り組むこと。
【成績の評価】
・基準
1) 「ゼロカーボンやまがた2050」を説明できる。 2) 主体的にグループワークに取り組むことができる。 3) 文献調査などにより、客観的に物事を捉えることができる。 4) 総合知を活用し、他者に理解される提案を発表することができる。 5) 他者の発表を理解し、建設的な意見を述べることができる。
・方法
①授業への取り組み姿勢(30%) ②発表の内容(40%) ③外部講師の講演、発表会での議論参加(30%) 受講学生による互いの評価も、①、②の評点に組み込みます。
【テキスト・参考書】
この授業の参考書として『矢野重信・木下 勇・山村剛士 企画・監修、「SDGs無機化学の基礎」(培風館)ISBN978-4-563-04640-8』があります。
【その他】
・学生へのメッセージ
座学による知識の修得ではなく、学んだことを活かす、自ら調べる、未来を切り開くという気持ちで臨んでください。
・オフィス・アワー
授業時間外に学生の質問に答える「オフィス・アワー」の詳細は初回の授業でお知らせします。
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