細胞生物学Ⅰ
 Cell Biology I
 担当教員:渡邉 明彦(WATANABE Akihiko),田村 康(TAMURA Yasushi)
 担当教員の所属:理学部理学科
 担当教員の実務経験の有無:
 開講学年:2年,3年,4年  開講学期:前期  単位数:2単位  開講形態:講義
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
生命の基本単位としての細胞について、構造と機能に関する基礎的な知識を学習することを目的とする。

【授業の到達目標】
1、細胞の構造と機能、それらを支えるメカニズムを理解することができる。[知識・理解]
2、細胞の構造と機能、それらを支えるメカニズムを論説することができる。[知識・理解]

【授業概要(キーワード)】
細胞、酵素,構造タンパク質,細胞運動,情報伝達,細胞生物学の研究法, 学生主体型授業

【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
A-1.ミニッツペーパー、リフレクションペーパー等によって、自分の考えや意見をまとめ、文章を記述し提出する機会がある。:1~25%

【科目の位置付け】
生物学の基礎として国際標準に準拠した細胞生物学の基礎知識を習得する(理学部カリキュラム・ポリシー2)。

【SDGs(持続可能な開発目標)】
03.すべての人に健康と福祉を
14.海の豊かさを守ろう
15.陸の豊かさも守ろう

【授業計画】
・授業の方法
教科書を用い、パワーポイントを利用して講義形式で行う。必要に応じて資料を事前配布する。
・日程
1. 生命の基本単位:細胞
2. 細胞の化学成分
3. タンパク質の形と構造
4. タンパク質の機能とその調節
5. タンパク質の研究方法
6. 膜の構造と膜タンパク質
7. 膜を横切る小分子輸送
8. 細胞内区画とタンパク質の輸送
9. 前半のまとめ,中間テスト
10. 動物の発生と情報伝達(渡邉)
11. 細胞の信号伝達① 細胞間の信号伝達分子(渡邉)
12. 細胞の信号伝達② 細胞内の信号伝達経路(渡邉)
13. 細胞を取り巻く環境① 細胞外基質(渡邉)
14. 細胞を取り巻く環境② 細胞接着(渡邉)
15. 後半のまとめ、期末テスト(渡邉)

【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
予習と復讐に教科書を有効に活用し、講義内容をノート等にメモしながら受講すること。理解できない点は積極的に質問をすること。休まず受講すること。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
本授業では以下の課題等を課します。授業外における予習・復習等の自主的な学修を心がけること。

1) 準備学修時間の目安は4時間/週です。
2) あらかじめ教科書の該当箇所を読んで簡単に予習しておくこと。受講後は配布資料とノートを見ながら復習すること。
3) 授業の中で、自分の考えや意見をまとめ、文章を記述し提出してもらいます。課題に沿ってレポート用紙1 枚にまとめて提出できるよう、毎回しっかり準備すること。

【成績の評価】
・基準
細胞の構造と機能、それらを支えるメカニズムを理解し、論説できることを合格の基準とします。
・方法
評価は、中間テスト(60%)と期末テスト(40%)で行います。

【テキスト・参考書】
この授業では、教科書としてエッセンシャル細胞生物学 第5版 南江堂、参考書として、エッセンシャルキャンベル生物学 原書6版 丸善出版を使用します。

【その他】
・学生へのメッセージ
授業で学んだ知識を咀嚼して、自分の言葉で説明できるようになることを目標にして取り組んでください。
・オフィス・アワー
月曜日16:30-17:30、連絡先は初回の授業でお知らせします。

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