【授業の目的】
数学に関する最新の知見を修得するためには、文献を読解し表現する能力が必要です。その基礎力をつけるため、この授業では数学に関する専門的な文献を輪講し、理解した内容を的確に説明する手法を学ぶことを目的とします。
【授業の到達目標】
1)数学に関する文献の内容を詳細に理解し、捉えた内容を整理し分かりやすく表現することができる。【技能】 2)主体的かつ創造的な学習態度をもつことができる。【態度・習慣】
【授業概要(キーワード)】
数学,論理的読解力,論理的表現力.
【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
C-2.事前学習(下調べ、調査等含む)をした上で、プレゼンテーションを行い、互いに質疑応答や議論を行う機会がある。:76~100%
【科目の位置付け】
この授業は,数理科学における課題の解決能力と研究基礎力の向上を図るためのものである。
【授業計画】
・授業の方法
卒業研究の指導教員の指導のもとにセミナー形式で行います。詳細については,各指導教員から説明があります。
・日程
指導教員と相談の上、日程を決める。例えば次のような日程が考えられます。 第1回 題材の選択と実施方法を決める。 第2回~第14回 文献の講読と発表、議論。 第15回 まとめ。
【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
取り扱う内容と文献の選択や毎回の議論に対して積極的な学習態度をもつようにしてください。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
発表の準備において,対象を深く理解し明快に説明できるように努めてください。
【成績の評価】
・基準
文献の内容を深く理解し、発表の準備(内容の整理,表現)を十分に行い、授業に積極的に参加できることを合格の基準とします。
・方法
内容の理解度:40パーセント、発表の準備状況:30パーセント、授業への参加状況:30パーセント。
【テキスト・参考書】
指導教員の指示のもと、数理科学の諸分野の学術論文や専門書から選択します。
【その他】
・学生へのメッセージ
自分が理解したという点で完結するのではなく、他人に理解してもらえるように説明の準備をしてきてください。
・オフィス・アワー
日時や場所については、初回の講義などのときに指導教員から伝えられます。
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