【授業の目的】
理学部の学生として備えるべきレベルの英語力を身に付けるため、生物学分野における科学英語の読解力を向上させることを目的とする。
【授業の到達目標】
1)生物学分野の科学英語を理解するために必要な知識や英語構文を習得できる。【知識・理解】 2)生物学分野の科学英語を、辞書を使いながらも、独力で読んで大筋が正確に理解できる。【技能】
【授業概要(キーワード)】
生物学,科学英語,学生主体型授業
【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
D-1.演習、実習、実験等を行う機会がある。:51~75% D-2.事前学習(下調べ、調査等含む)で習得した知識等を踏まえて演習、実習、実験等を行う機会がある。:26~50%
【科目の位置付け】
生物学の専門的知識を身に付け、その分野の先端的な研究内容を理解するための科目である「生物学文献講読」において必要となる、英文読解の基礎力を養う科目である(理学部のディプロマ・ポリシー)。本授業を受講する前に「生物学Ⅰ」および「生物学Ⅱ」を受講すること。
【授業計画】
・授業の方法
授業は配布プリントを用いた演習を中心に行い、科学英語を理解するために必要な知識や英語構文について適宜解説する。第2回目以降は、授業の冒頭において、前週の内容を確認するための小テストを実施する。
・日程
第1回~第14回 英文読解演習 ※ 随時、科学英語を理解するために必要な次の事項を説明する。 ・分詞構文などのコンマの用法 ・that を用いた名詞節 ・関係代名詞、関係副詞 ・間接疑問文 ・接続語 ・略語 ・確かさの度合いを表す表現 ・統計学的表現 ・引用文献の記載方法 第15回 まとめと試験
【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
質問をしたりするなどして、積極的な受講態度で臨んでください。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
授業外における以下の予習・復習等の自主的な学修に取組んでください。 1)自主的な学修時間の目安は4時間/週です。(注)大学設置基準では、1単位の授業科目は45時間の学修を必要とする内容をもって構成することが定められています。 2)授業で指示された課題に時間をかけて取り組むことを求めます。
【成績の評価】
・基準
生物学分野の科学英語を理解するために必要な知識と語彙力、英語構文の習得を基準とします。
・方法
毎回の授業における課題 30%+小テスト 30%+試験 40%により評価を行う。第1回目の出席(課題提出)から評価の対象となるので注意すること。
【テキスト・参考書】
テキストは指定しません。
【その他】
・学生へのメッセージ
出席と時間外学習を重視して行います。科学英語は比較的単純な構文で書かれていますが、一文が長くなりがちで、基礎的な英文法を十分理解することが重要です。また、英語力の向上に近道はなく、時間をかけて取り組む必要があります。英語力は人によって様々だと思いますが、この授業を通じて皆さんが生物学分野の科学英語に慣れ、それぞれのレベルで読解力を向上させることを期待しています。
・オフィス・アワー
授業時間終了後(月曜日 12:00~13:00)を基本としますが、会議等により対応できない場合があります。その場合は別途、時間を相談の上、質問等を受け付けます。また、在室時はなるべく対応します。連絡先は初回の授業でお知らせします。
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