地球科学文献講読B
 Literature Reading for Earth Science B
 担当教員:岩田 尚能(IWATA Naoyoshi),地球科学コースカリキュラム担当全教員(Earth Science Curriculum staff members)
 担当教員の所属:理学部理学科
 担当教員の実務経験の有無:
 開講学年:4年  開講学期:前期  単位数:2単位  開講形態:演習
 開講対象:理学部理学科  科目区分:理学専門科目(地球科学コースカリキュラム) 
【授業の目的】
地球科学に関する英語を主とする文献紹介や関連する研究紹介を行い、それについて討論を行います。専門分野での様々な先端的・基礎的研究成果について内容をまとめ、また討論を行うことによって、専門分野における広範な知識を修得することを目的とします。

【授業の到達目標】
(1)地球科学に関する文献を十分に読みこなし、また研究内容を十分理解し、良い発表をできるようになる。
(2)専門分野における基本的な研究手法から先端的研究の概要までを理解し、説明できるようになる。
(3)討論に参加し、理解を深めることができるようになる。

【授業概要(キーワード)】
地球科学、文献講読、プレゼンテーション、「学生主体型授業」(アクティブラーニング)

【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
B-1.学生同士の話し合いの中で互いの意見に触れる機会がある。:26~50%
C-2.事前学習(下調べ、調査等含む)をした上で、プレゼンテーションを行い、互いに質疑応答や議論を行う機会がある。:26~50%

【科目の位置付け】
この授業は地球科学の特に卒業研究に関連する内容について、課題を分析し専門的に論じる力を身に付けるための科目です。理学部のディプロマ・ポリシー3(2)選択したコースカリキュラムを中心とした理学の専門的知識を身につけ、その分野の先端的な研究内容を理解し、説明できる能力を身に付けている、に関与します。
地球科学コースカリキュラム担当教員の研究室に配属されており、卒業研究の履修条件を満たしている学生を対象とした科目です。

【SDGs(持続可能な開発目標)】
04.質の高い教育をみんなに
09.産業と技術革新の基盤をつくろう

【授業計画】
・授業の方法
地球科学コースカリキュラム担当教員が、各々卒論指導の学生を対象にゼミ形式で行います。受講生は、文献紹介や研究紹介などを行い、内容についての討論を行います。
・日程
おおむね以下のような日程で行います。詳しくは、卒業研究の各指導教員が受講生と相談して決めます。
第1回:ガイダンス
第2回~第14回:ゼミ参加者による文献紹介や関連研究紹介、その内容についての討論
第15回:まとめ

【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
発表には事前の十分な準備が必要です。ゼミでは主体的に討論に参加するようにしてください。自分の発表日以外でも無断で欠席しないでください。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
事前準備は早目に開始し、必要な場合は事前に指導教員に相談に行くようにしてください。発表を行った際には、討論の際に出された質疑、見解やコメントなどを整理整頓し、今後に役立てるようにしてください。準備学修に必要な学修時間の目安はおよそ60時間です。

【成績の評価】
・基準
到達目標の(1)~(3)の達成度を評価します。(1)の発表の理解、(2)の発表の準備と実施、(3)の討論への参加を総合して6割を達成していれば合格基準を満たしたと考えます。合格基準よりも高い基準を目指して受講することを期待します。
・方法
到達目標の(1)と(2)はゼミでの発表や準備状況(発表内容の理解 30点、 発表の準備と実施 30点)を基に、(3)は討論への参加(40点)を基に評価します。

【テキスト・参考書】
各指導教員がテキストや参考書などを紹介します。

【その他】
・学生へのメッセージ
この科目は、地球科学コースカリキュラム担当教員の研究室に配属され、卒業研究の履修条件を満たしている学生が履修できます。
文献や研究内容の理解や要約のためには、相当な知識や自然科学的なものの見方・考え方等が要求されます。日頃から素養を深める努力をするとともに、発表までの一連の過程に積極的に取り組んでください。また、他の受講生の発表の内容も務めて理解するようにし、討論には積極的に参加してください。
・オフィス・アワー
各研究室において実施するので、各指導教員からオフィスアワーについての指示を受けてください。
授業全体に関わる事項については、代表教員にウェブクラスのメッセージ機能で問い合わせてください。
代表教員:岩田尚能

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