【授業の目的】
高齢者の代表的疾患(精神医学・耳鼻咽喉科学・眼科学・整形外科学・リハビリテーション医学)の病態・診断・治療の特徴、基礎知識を理解する。 高齢者のフィジカルアセスメントの特徴、バイタルサインの特性、高齢者によくみられる疾患の特徴を理解する。
【授業の到達目標】
高齢者の代表的疾患の病態・診断・治療の特徴を具体的に説明できる。 高齢者のフィジカルアセスメントの特徴、バイタルサインの特性、高齢者によくみられる疾患の特徴を具体的に説明できる。
【授業概要(キーワード)】
高齢者に多い疾患、加齢変化、診断、治療の基礎知識
【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
A-1.ミニッツペーパー、リフレクションペーパー等によって、自分の考えや意見をまとめ、文章を記述し提出する機会がある。:76~100%
【科目の位置付け】
高齢者看護領域における代表的疾患やリハビリテーションについて各診療科の医師より講義を受け、高齢者の疾病と障害についての専門的知識を習得し、看護援助の方法を身に付けるものである。 本科目は山形大学医学部看護学科 DP3:専門分野の知識と技能 に位置づけられる科目である。
【SDGs(持続可能な開発目標)】
03.すべての人に健康と福祉を
【授業計画】
・授業の方法
担当教員による対面講義を行う。 各回の講義ごと資料を配布し、テキスト、パワーポイントを用いて講義を行う。 WebClassを用いて、聴講者は講義内容に関する意見・感想などを記述する。
・日程
毎週水曜日:7~8校時 14:40~16:10 5月 14日 老年者の精神・神経疾患の特徴と治療 (敬称略)森岡 大智 5月 21日 感覚器の加齢と疾病・耳鼻咽喉科1 千田 邦明 5月 28日 感覚器の加齢と疾病・眼科 金子 優 6月 4日 感覚器の加齢と疾病・耳鼻咽喉科2 新川 智佳子 6月 11日 運動器の加齢と疾病・整形外科学 佐竹 寛史 6月 18日 高齢期のリハビリテーション 成田 亜矢 6月 25日 高齢者のフィジカルアセスメントの特徴 ・高齢者によくみられる疾患 牧野 貴大 7月 2日 単位認定試験とまとめ
【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
パワーポイント・担当講師配布資料で示される講義内容をノートに筆記して内容の理解に努める。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
回を重ねるごとに知識の連携が必要になるので、教科書の該当箇所を自分で探し関連づけることが重要です。
【成績の評価】
・基準
(1)高齢者における疾患の病態・診断・治療の基礎知識と、疾患によって生じる高齢者への影響を、適切に判断し説明できること (2)高齢者のフィジカルアセスメントの特徴、バイタルサインの特性、高齢者によくみられる疾患の特徴を説明できること を評価の基準とする。
・方法
1)全授業回数の3/4以上の授業参加者に筆記試験を行う。 2)筆記試験得点の結果を基に評価を行う。 3)筆記試験が60点以下の場合は再試験を実施する。
【テキスト・参考書】
テキスト:ナーシング・グラフィカ 老年看護学①-高齢者の健康と障害(第7版第1刷)、メディカ出版 ナーシング・グラフィカ 老年看護学②-高齢者看護の実践(第7版第1刷)、メディカ出版 参考書:講義等にて紹介
【その他】
・学生へのメッセージ
各講義の講義資料を基に学習を深めてください。 各講義において、その領域の基礎と先端的な課題を講義資料とスライドをもとに講義が行われますので、講義に集中し、学習してください。
・担当教員の専門分野 森岡 大智 : 医学部医学科 精神医学講座 千田 邦明 : 〃 耳鼻咽喉・頭頸部外科学講座 金子 優 : 〃 眼科学講座 新川 智佳子 : 〃 耳鼻咽喉・頭頚部外科学講座 佐竹 寛史 : 〃 整形外科学講座 成田 亜矢 : 〃 整形外科学講座 牧野 貴大 : 医学部看護学科 臨床看護学講座
・オフィス・アワー
水の13:00~17:00 連絡先:成人老人精神看護学研究室 齋藤朝子研究室 変更がある場合は講義で連絡します。
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