プログラミング演習Ⅰ(情報・知能)
 Computer Programming I
 担当教員:小坂 哲夫 (KOSAKA Tetsuo),内澤 啓 (UCHIZAWA Kei)
 担当教員の所属:大学院理工学研究科(工学系)
 担当教員の実務経験の有無:
 開講学年:2年  開講学期:前期  単位数:4単位  開講形態:演習
 開講対象:情報・エレクトロニクス学科 (情報・知能コース)  科目区分:専門教育科目・必修 
【授業の目的】
C言語によるプログラム作成の基礎技術を取得するとともに、プログラミングに関する基本的な考え方や知識を身につける。

【授業の到達目標】
1)プログラムを計算機上で作成、実行するための枠組みを説明できる【知識・理解】
2)エディタやコンパイラ,リンカを利用した実行形式プログラムの作成ができる【技能】
3)変数やデータ型の使い分けができる【技能】
4)配列、関数を正しく利用することができる【技能】

【授業概要(キーワード)】
C言語,プログラミング,Linux

【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
D-1.演習、実習、実験等を行う機会がある。:76~100%

【科目の位置付け】
基盤共通教育科目で培った知識を発展させて,情報科学または電気・電子通信工学の応用力や展開力を養うための講義,実験及び演習を体系的に配置する(情報・エレクトロニクス学科のカリキュラムポリシー 1-(2))
プログラミングの初歩を習得するための演習であり,プログラミング演習II以降へと続く.

【SDGs(持続可能な開発目標)】
04.質の高い教育をみんなに
09.産業と技術革新の基盤をつくろう

【授業計画】
・授業の方法
プログラミングの経験が全くない学生を想定して演習をすすめる.計算機室あるいは学術情報基盤センターの端末を利用して演習に取り組む.
・日程
第1週:イントロダクションと準備
第2週:Linuxコマンドの基礎1
第3週:Linuxコマンドの基礎2
第4週:コンパイルと実行
第5週:変数と型1
第6週:変数と型2
第7週:制御の流れと式1
第8週:制御の流れと式2
第9週:配列とポインタ1
第10週:配列とポインタ2
第11週:2次元配列
第12週:文字列処理
第13週:関数
第14週:再帰関数
第15週:演習のまとめ
※上記は予定であり、受講者の理解の状況によって変更の可能性がある。

【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
多くの演習問題を自ら解くことによりプログラミングの初歩を習得する.
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
単位制度実質化のため,授業外における予習・復習等の自主的な学修に取り組んでください.演習として課せられた課題は必ず実行してください.またテキストや資料に目を通して,内容の適切な理解に努めてください.

【成績の評価】
・基準
到達目標に記載されている各項目の内容について理解し,またその理解に基づき,基本的なプログラムが作成できるかにより合否を判断する.
・方法
単位取得には全演習の課題を提出することが必要条件である.演習の実践および課題により上記目標1)~4)が達成されたか判断するため,正当な理由なく課題を提出しなかったものは不合格となる.必要条件を満たした上で,60点以上を合格とする.

【テキスト・参考書】
教科書: 内田智史「C言語によるプログラミング 基礎編」 システム計画研究所.
参考書: カーニハン・リッチー「プログラミング言語C」共立出版

【その他】
・学生へのメッセージ
不明な点はWebClassのメッセージ機能で質問を受け付けます.
・オフィス・アワー
小坂:月曜日 9:00~11:00(予定) 7-231号室
内澤:金曜日 16:00~17:00 8-225室

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