【授業の目的】
技術英語で書かれた高分子関係の文献を読んで理解するための、基礎的な力を身につける。
【授業の到達目標】
英文で書かれた高分子材料の物理・化学およびその加工方法についての著書・論文などを読んで理解するために必要な、基礎的な技術英語の表現と専門用語を習得する。また、未知の事項や用語・用法を調べて解決する能力を身につける。高分子材料の分野の英語の論文を読むことができる。
【授業概要(キーワード)】
輪講、技術英語、専門用語
【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
C-2.事前学習(下調べ、調査等含む)をした上で、プレゼンテーションを行い、互いに質疑応答や議論を行う機会がある。:26~50%
【科目の位置付け】
科学技術分野の最新の情報は、殆ど常に英語で書かれており、英語文献を読んで理解出来ることは、研究開発プロポーザルや卒業研究を進めるのに必須である。
【SDGs(持続可能な開発目標)】
17.パートナーシップで目標を達成しよう
【授業計画】
・授業の方法
3つのグループに分かれて受講します。グループ分けなどの本講義の情報は WebClass でお知らせします。集合する教室はグループごとに異なります。最初の講義の時にはWebClassで指定する教室に集合してください。オンデマンドで開催する日程がある場合には WebClass で周知します。
・日程
教員ごとの初回の講義で講義の進め方を説明します。 予習して来た内容を学生さんが順次発表し、議論します。 3名の教員それぞれが、1つのグループに対し計15回の講義を行います。 WebClassで教室を確認してください。
【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
事前に教材を読み、知らない単語の意味・読み方を調べ、構文・内容を理解してくること。講義では担当者が音読し、意味を説明する。逐語訳するのではなく、自然な日本語に訳すようにすること。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
インターネットに頼らず、自分の力で文献を読むように心がける。 必要なときは、英文法の参考書と辞書を参照する。 理解を完全にし、記憶し、活用するためにも、復習は極めて重要である。 専門用語の単語帳や、技術英語に多い構文等をまとめたノートを作るのが望ましい。
【成績の評価】
・基準
技術英語に頻出する構文を理解している。 未知の用語・構文を辞書等で調べて英文を読むことができる。高分子関係の未知の重要事項を教科書や他の文献で調べることができる。
・方法
授業参加点40%、発表内容とWebClassで実施する課題を合わせて 60% として評価する。
【テキスト・参考書】
使用する教材について教員ごとの初回の講義で説明する。高校までに用いていた、あるいは大学に入ってから購入した英語辞書や文法書を適宜参照してください。
【その他】
・学生へのメッセージ
専門用語や構文を理解・記憶することは、英語での情報発信のために重要である。高校生のときに使っていた英文法の参考書は一生使うことができるので大切にしてください。
・オフィス・アワー
積極的に講義中に質問してください。疑問点を持ちそれを解決していく姿勢が重要です。
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