光・電子材料輪講Ⅰ
 Seminar on Optical and Electronic Materials Engineering I
 担当教員:関根智仁(SEKINE Tomohito),千葉貴之(CHIBA Takayuki),長峯 邦明(NAGAMINE Kuniaki)
 担当教員の所属:大学院有機材料システム研究科
 担当教員の実務経験の有無:
 開講学年:3年  開講学期:前期  単位数:2単位  開講形態:講義(主として面接授業)
 開講対象:高分子・有機材料工学科  科目区分:専門教育科目・必修(光・電子材料) 
【授業の目的】
機能性有機材料・高分子の基礎を英語で学ぶ。英語で書かれた「機能性有機材料・高分子の教科書や研究論文」の読解力を養う。

【授業の到達目標】
(1)機能性有機材料・高分子についての英語表現を理解できる。
(2)英語による科学的な表現法を習得する。

【授業概要(キーワード)】
polymer, organic materials, organic electronics, organic photonics

【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
A-1.ミニッツペーパー、リフレクションペーパー等によって、自分の考えや意見をまとめ、文章を記述し提出する機会がある。:1~25%
B-1.学生同士の話し合いの中で互いの意見に触れる機会がある。:1~25%
C-2.事前学習(下調べ、調査等含む)をした上で、プレゼンテーションを行い、互いに質疑応答や議論を行う機会がある。:1~25%

【科目の位置付け】
英語の論文に初めてふれます。研究室に入って3年生後期から行う英語論文の発表の事前準備的な位置付けです。

【SDGs(持続可能な開発目標)】
04.質の高い教育をみんなに

【授業計画】
・授業の方法
機能性有機材料・高分子の英文教科書あるいは文献を読み、その英訳と内容について毎回発表してもらい、質疑応答する。
・日程
第1回 学術論文についてイントロダクション
第2回 論文の構成について①
第3回 論文の構成について②
第4回 論文検索方法①
第5回 論文検索方法②
第6回 論文検索方法③
第7回 論文翻訳①
第8回 論文翻訳②
第9回 論文翻訳③
第10回 論文の書き方①
第11回 論文の書き方②
第12回 論文紹介①
第13回 論文紹介②
第14回 SciFinder・その他文献調査
第15回 テスト・まとめ

【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
機能性有機材料・高分子の基礎知識、英語の基礎が重要。講義に出席し、話を良く聞き、疑問点は積極的に質問すること。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
担当する部分の専門用語の英語表記を調べ、その内容について理解できるように準備する。他人の発表内容,質疑応答についても復習し、理解に努めること。

【成績の評価】
・基準
科学英語に対する基礎的な読解力が身についていることを合格の基準とする。
・方法
出席(毎回の小テストで確認)30点、テスト(小チーム単位での検索した論文の内容紹介等)70点、合計100点で評価。
60点以上を合格とする。

【テキスト・参考書】
テキスト:講義資料を配付する。
参考書(任意):中村、青柳共著、やさしい化学英語、オーム社、1、700円(1993)

【その他】
・学生へのメッセージ
後期の研究室配属後に必須となる論文検索や論文を利用した研究推進に向けた基礎知識・技術が身に着きます。ぜひ積極的な態度で臨んでください。
・オフィス・アワー
9:00-17:00。Web Class経由でメールを受け付けます。

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