光・電子材料輪講Ⅱ
 Seminar on Optical and Electronic Materials Engineering II
 担当教員:高分子・有機材料工学科担当教員
 担当教員の所属:工学部
 担当教員の実務経験の有無:
 開講学年:3年  開講学期:後期  単位数:2単位  開講形態:講義
 開講対象:高分子・有機材料工学科  科目区分:専門教育科目・必修(光・電子材料) 
【授業の目的】
英文の専門著書、技術解説書の輪読もしくは研究論文の読解
各自所属する研究室での研究に関連する英文の専門著書、技術解説書もしくは研究論文を和訳して、内容を理解すると共に、それについてのプレゼンテーションができるようにすること。

【授業の到達目標】
英文で書かれた著書、雑誌などを読み、記載事項を正しく把握することができる。また、それを通して専攻する専門分野の研究手法や技術、最新の
研究成果などに関する理解を深めることができる。

【授業概要(キーワード)】
科学英語、技術用語、高分子科学専門英語

【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
B-3.習得した知識を活用する中で、学生グループがテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型学習を行い、互いの考えを理解し合う中から新たに独自の意見や考え方を創り出す機会がある。:51~75%
C-3.習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型学習を行い、その成果を発表し理解してもらえるようプレゼンテーション、質疑応答、リフレクションを行う機会がある。:51~75%

【科目の位置付け】
この科目は、卒業論文に関わる研究に取りかかるにあたって、関連分野の過去の研究成果や現在の研究の方向性を理解するために必要な英文読解力を養う上で非常に重要である。

【SDGs(持続可能な開発目標)】
09.産業と技術革新の基盤をつくろう
12.つくる責任つかう責任

【授業計画】
・授業の方法
各自所属する研究室で与えられた英文の著書や研究論文を和訳し、その内容をまとめ、プレゼンテーションを行う。
・日程
第1週~第15週でテーマが完了するよう教材が選ばれるが、具体的には各研究室の担当教員による。

【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
英文の理解には、まず完全に和訳を行うことが肝心である。わからない用語や構文があれば、指導教員や研究室でのディスカッションによって理解しておくことが重要である。自らの担当部分の理解はもちろんであるが、他学生が紹介した内容の理解にも努める。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
英文の読解は、継続して行うことが大切である。和訳しただけではよく理解できない部分については、参考論文を参照するなど図書館の資料等を有効に利用して理解に努める。
不明な箇所を残さないように、研究室でのディスカッションを通して理解しておくことが大切である。また、テクニカルタームについては覚えるように努力する。

【成績の評価】
・基準
英文和訳への取り組み方、内容の理解度、プレゼンテーションの仕方などを評価する。
・方法
英文和訳への取り組み方と内容の理解度に重点をおき、プレゼンテーションの仕方なども含めて総合的に評価する。

【テキスト・参考書】
各自所属する研究室で与えられる英文の著書もしくは研究論文を使用する。
千原秀昭,他6名編,化学英語の活用辞典、化学同人、3,600円(1993)

【その他】
・学生へのメッセージ
英文の研究論文は、和訳を行っても、内容が難しい場合が多い。従って、単に和訳で満足することなく、内容の理解に努めること。特に、最新の研究論文では、指導教官や研究室でのディスカッションを通して、不明なところを残さないようにすることが大切である。
英文の研究論文の理解は、まず正確な和訳から始まる。各自地道に取り組むしか方法はない。
・オフィス・アワー
各所属研究室の教員によるので各自で確認し、直接、研究室をたずねること。

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