【授業の目的】
実際に担当教員が実施している研究に触れ、経験することで、研究計画の立て方や得られた結果の解析・考察手法などを学ぶ。また、講義で学んだ内容が実際の研究に活用されている様子を学ぶ。 卒業研究における具体的なテーマや現状を学び、自分で考えて実行するという経験を通して研究を遂行する能力を養うことを目的とする。
【授業の到達目標】
1) テーマに沿った担当教員との対話や研究室での学習を通して、学問する意味や研究の面白さを理解する。 2) 実際の研究を通して、講義で学習した内容に関する理解を深め、自ら研究を進める力を身につける。
【授業概要(キーワード)】
先端科学技術、コミュニケーション、プレゼンテーション、化学、有機化学、無機化学、分析化学、物理化学、化学工学、生化学、生物科学
【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
D-1.演習、実習、実験等を行う機会がある。:76~100% A-2.小レポート等により、事前学習(下調べ、調査等含む)が必要な知識の上に思考力を問う形での文章を記述する機会がある。:1~25%
【科目の位置付け】
主に,化学・バイオ工学科の教育目標『工学の基礎と化学・バイオ工学の専門的知識及び技能を養う教育』に対応する.
【授業計画】
・授業の方法
4~6名程度のグループに分かれ、化学・バイオ化学工学の担当教員を訪問し、ある研究テーマに沿って担当教員との対話によって以下のような内容を実施する。 1)最先端の研究や実験などの内容を理解する。 2)研究の現場で過去の成果がどのように活用されているのかを学ぶ。 3)研究や実験で得られた結果を解析・考察し、今後の方針を検討する。 なお、第1週目のガイダンスで具体的な日程や実施方法を説明する。
・日程
第1週 ガイダンス 第2~14週 担当教員訪問、研究テーマの理解、過去の研究結果の調査・理解、研究体験 第15週 担当教員訪問し、総まとめした内容を報告書として提出。
【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
積極的に自ら研究にかかわるようにすること。飲食、喫煙、携帯電話の使用、その他、他人の迷惑になるような行為は慎むこと。研究室訪問の際は、担当教員の指示に従うこと。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
次に実施予定の項目について、内容の理解に努め、適切な実施計画をたてること。 学習した内容、得られた結果をよく把握、考察し、今後の計画について考えること。
【成績の評価】
・基準
各担当教員の開講形態に照らして学則の定める学修時間を満たし、ガイダンスで周知した各担当教員の基準に基づき、「授業の到達目標」に対する達成度を評価する。
・方法
各担当教員の開講形態に照らして学則の定める試験、報告書、論文、平常の成績(取組態度)等によって行い、報告書と各教員の評価をもとに授業科目としての評価を行う。
【テキスト・参考書】
テキスト等は特に使用する予定はないが、各担当教員の指示に従うこと。
【その他】
・学生へのメッセージ
先端の研究テーマやその内容および各教員の研究について肌で感じることができる機会なので、自ら積極的に取り組むこと。 無断で欠席しないこと。予定の日時に研究室を訪問できない場合は、必ず担当教員に申し出ること。
・オフィス・アワー
学科ホームページ,あるいは,3号館掲示版にて確認してください。
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