テクニカルイングリッシュ
 Technical English
 担当教員:機械システム工学科担当教員
 担当教員の所属:大学院理工学研究科(工学系)
 担当教員の実務経験の有無:
 開講学年:3年  開講学期:前期  単位数:2単位  開講形態:講義
 開講対象:機械システム工学科  科目区分:専門科目・必修 
【授業の目的】
この科目は,学習・教育到達目標(A)工学の基礎力〔CP1〕〔CP5〕に対応しています.
1. 機械システム工学に関する文献調査を行い,最新技術や研究に関する情報を,主として英語で書かれた文献調査を通して取得する能力,専門分野の基礎知識に基づき正しく理解する能力を養う.
2. プレゼンテーションおよびディスカッションを行い,調査した内容を十分に説明する能力を養う.

【授業の到達目標】
この科目は,学習・教育到達目標(A)工学の基礎力〔DP6〕〔DP7〕に対応しています.
1. 技術英文のスタイルを知り,概要を読み取ることができること.調査目的に沿って関連文献を検索できること.また,図書館,インターネット等を利用して機械工学関連分野の情報収集ができること.調査した文献の内容について,機械工学の基礎知識に基づいた説明ができること.正しい専門用語を用いて報告書を作成できること.
2.質問の意味を正しく理解し正しく返答する議論ができること.専門分野の動向に関心を持ち,内外の学会・業界誌から最新情報を得ること.調査した文献に対して自分の見解を持てること.

【授業概要(キーワード)】
英語文献の読解力、コミュニケーション能力

【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
B-1.学生同士の話し合いの中で互いの意見に触れる機会がある。:1~25%
C-1.自分の意見をまとめて発表する機会がある。:1~25%
B-2.事前学習(下調べ、調査等含む)をした上で、他の学生の意見を尊重しつつグループとしての結論を出すために議論をする機会がある。:1~25%
C-2.事前学習(下調べ、調査等含む)をした上で、プレゼンテーションを行い、互いに質疑応答や議論を行う機会がある。:1~25%
B-3.習得した知識を活用する中で、学生グループがテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型学習を行い、互いの考えを理解し合う中から新たに独自の意見や考え方を創り出す機会がある。:1~25%
C-3.習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型学習を行い、その成果を発表し理解してもらえるようプレゼンテーション、質疑応答、リフレクションを行う機会がある。:1~25%

【科目の位置付け】
この授業は機械システム工学科の学習・教育到達目標の(A)「工学の基礎力」[CP1,CP5,][DP6,DP7]に対応する科目である.

【SDGs(持続可能な開発目標)】
07.エネルギーをみんなにそしてクリーンに
09.産業と技術革新の基盤をつくろう

【授業計画】
・授業の方法
1回90分の授業を15週にわたり行う.少人数(5人から6人)の班に分かれて,各班がひとつのテーマの英文の文献を用いて学習する.授業の終盤で文献に関するプレゼンテーションおよびディスカッションを英語で行う.
・日程
以下のテーマはテクニカルイングリッシュとして実施されたテーマであり,テーマは変更されることがある.

Calculation for Machine Design
Materials Science and Engineering
Mechanics of Materials in Engineering
Nature and Science Letters_Latest Topics
Engineering Mechanics
Scientific American

Nanofluids
Fundamentals of Heat and Mass Transfer
An Introduction to Error Analysis

Robotics & Automation Magazine
Telerobotics and Virtual Reality
Analytical Dynamics
Design of Machinery
Tissue Engineering
Systems and Control

Golden Ratio: The Ratio of Beauty
Soft and Wet matter Engineering
MEMS and Micro systems
Biomechanics and Daily Life
Who will be the Nobel prize winner ?
Mechanics of Solids and Fluids

Understanding Flight
Fluid Dynamics and Combustion
Introduction to Engineering Programming
Bubble Puzzles

Mobile Robots
Deap learning
New Mechanism and Control for Robot Revolution
Cytoskeleton and Motor Proteins
Photonics

【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
全回出席することが前提である.
講義に出席し,話をよく聞き,疑問点は積極的に質問すること。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
・予習のあり方
課題の文献を熟読し,分からない単語や専門用語を調べる.辞書にない専門用語については,インターネットの検索機能を用いて調べておくとよい.参考文献中の重要な研究論文に関しては,発表機関のサイトから関連情報や画像などが得られる場合があるので,必要に応じて報告で用いることができるように準備しておくとよい.
・復習のあり方
科学技術文書において重要な英文表現や,機械工学の重要な専門用語については整理して覚えること.毎回読んだ文献の内容は,レポートおよびプレゼンテーションで使えるように整理しておくとよい.

【成績の評価】
・基準
各自の担当分に関する報告内容,プレゼンテーションおよびレポートを採点票に基づき評価する.採点票はガイダンスの際に示す.評価内容は以下のとおりとする.
1. 文献の概要を読み取ることができること.(学習・教育到達目標A).
2. 文献について的確な用語で説明し,報告書を作成し,議論ができること(学習・教育到達目標A,J).
3. 関連情報を収集し,自分の見解を述べることができること.(学習・教育到達目標J).
・方法
実施した演習に関する報告,プレゼンテーションおよびレポートを総合して,採点票に基づいて100点満点で評価する.評価は「授業概要(到達目標)」の(1)~(3)に対するものである.100点満点中,60点以上で単位を認定する.
・方法
実施した演習に関する報告,プレゼンテーションおよびレポートを総合して,採点票に基づいて100点満点で評価する.評価は「授業概要(到達目標)」の(1)~(3)に対するものである.100点満点中,60点以上で単位を認定する.

【テキスト・参考書】
【テキスト】各テーマで指示される.
【参考書】必要に応じて各テーマごとに指示される.

【その他】
・学生へのメッセージ
英語辞書やノートを準備して臨むこと.
十分に予習をしておくこと.
テーマは年度によって変更されることがある.
・オフィス・アワー
各教員ごとに学科掲示板に示す通り.
また,機械システム工学科のwebページから参照できる.

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