光・電子材料輪講Ⅲ
 Seminar on Optical and Electronic Materials Engineering III
 担当教員:高分子・有機材料工学科担当教員
 担当教員の所属:工学部
 担当教員の実務経験の有無:
 開講学年:4年  開講学期:前期  単位数:2単位  開講形態:輪講
 開講対象:高分子・有機材料工学科  科目区分:専門教育科目・必修(光・電子材料) 
【授業の目的】
配属された研究室の専門分野に関連する外国語(主に英語)の学術論文を読み独解力を養うと共に、発表者と同じ気持ちになって発表の仕方を習熟する。また質疑応答などの討議に積極的に参加する習慣を身につける。
専門分野の研究を遂行するために、関連文献を読む習慣をつけることと、より深い専門知識を修得し研究の位置づけなどを明確に出来るようにする。他の学生の発表から疑問点などを明確化し討議できることを目指す。

【授業の到達目標】
1.専門分野ならびに卒業研究に関連する英文論文等の文献の探索ならびにその内容理解ができる。
2.研究遂行のため、研究背景に関する情報収集と自身の研究の位置づけができる。
3.一研究者としての自覚をもって卒業論文執筆に取り組むための基礎を身に付けることができる。

【授業概要(キーワード)】
化学用語、高分子化学用語、学術用語

【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
C-1.自分の意見をまとめて発表する機会がある。:1~25%
C-2.事前学習(下調べ、調査等含む)をした上で、プレゼンテーションを行い、互いに質疑応答や議論を行う機会がある。:1~25%
D-2.事前学習(下調べ、調査等含む)で習得した知識等を踏まえて演習、実習、実験等を行う機会がある。:26~50%
A-3.習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型学習を行い、その成果を記述する機会がある。:1~25%
C-3.習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型学習を行い、その成果を発表し理解してもらえるようプレゼンテーション、質疑応答、リフレクションを行う機会がある。:26~50%
D-3.習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型の演習、実習、実験等を行う機会がある。:26~50%

【科目の位置付け】
3年生までに修得した専門の高分子・有機材料関連科目の発展科目であり、確かな基礎学力、幅広い専門知識、高度な専門知識を有して国際的なコミュニケーション基礎能力を身につけるための外国語科目である。【工学部高分子・有機材料工学科のカリキュラムポリシー(1-4)】

【SDGs(持続可能な開発目標)】
09.産業と技術革新の基盤をつくろう

【授業計画】
・授業の方法
学術文献の選定、発表資料作成、発表、討論の要領については、配属研究室の授業形態に従う。
・日程
授業計画(日程)の設定は、配属研究室の授業方針に従うものとする。

【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
疑問点については質疑応答し、討論することで相互理解を深める。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
学術文献を読破するにはかなりの時間を要するので内容調査も含めて十分な時間を予習に当てること。輪講で紹介された文献内容が自分の研究に参考とならないか検討してみること。

【成績の評価】
・基準
下記基準と照らし合わせ、相互的に評価する。100点満点中60点で合格基準を満たす。
1.専門分野ならびに卒業研究に関連する英文論文等の文献の探索ならびにその内容理解ができる。
2.研究遂行のため、研究背景に関する情報収集と自身の研究の位置づけができる。
3.一研究者としての自覚をもって卒業論文執筆に取り組むための基礎を身に付けることができる。
・方法
各配属研究室の評価基準に従う。100点満点中、60点以上を合格とする。

【テキスト・参考書】
学術文献、Web of Science等を活用すること。

【その他】
・学生へのメッセージ
卒業研究を遂行するにあたり、学術論文等の文献を検索し、内容を理解することは、自身の研究の位置づけを把握するとともに、意義を理解することに役立つので、なるべく多くの文献調査をしてほしい。
・オフィス・アワー
特に時間は設けないが、必要がある場合は、各配属研究室の指導教員にコンタクトをとること。

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