【授業の目的】
コンピュータ・サイエンスの領域で頻繁に使われる数学的概念や手法の基礎を修得する.これから情報・知能科学を学んでいく中で必要な基礎知識をしっかり固める事を目的とする.
【授業の到達目標】
(1) 行列に関する基本的な計算ができること (2) 集合演算・論理演算・対応・写像の概念を理解すること (3) 数学的帰納法・アルゴリズムについて理解すること (4) 2項関係・順序関係を理解すること (5) 代数の概念を理解すること
【授業概要(キーワード)】
行列,集合,2項関係,写像,論理演算,順序集合 ,代数学
【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
D-1.演習、実習、実験等を行う機会がある。:1~25%
【科目の位置付け】
本講義を基礎とする科目:「離散数学」
【授業計画】
・授業の方法
講義形式で行っていく.また理解を深めるための演習問題も適時行う.
・日程
1.行列(3週) 2.集合・対応と写像(3週) 3.帰納法とアルゴリズム(2週) 4.離散関係(2週) 5.順序集合(2週) 6.代数学(2週) 7.定期試験とまとめ(1週) (上記の日程・内容は予定であり,変更することがある.)
【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
授業に積極的に参加するとともに,授業中に出された演習問題を解いてよく理解すること.
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
講義ノートとテキストの該当箇所をよく読んで,理解を深めること.
【成績の評価】
・基準
前述した到達目標の(1)~(5)の達成度を評価することとする.
・方法
出席状況、小テストおよび期末テストにより評価することとする.
【テキスト・参考書】
使用するテキストは以下のとおり。 小倉久和著:「情報の基礎離散数学」近代科学社, 1999
【その他】
・学生へのメッセージ
選択必修であるが,2年次以降の専門科目習得のために必ず履修すること. 講義内容は,これまでに習ったことがないようなものばかりですので,毎回必ず講義に出席して論理展開を十分に理解すること.
・オフィス・アワー
質問等がある場合には、授業終了後に受けつけるため、直接お問い合わせください.
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