【授業の目的】
スポーツそのものさらに健康科学との関わりを理解し、生涯にわたる身体活動の意義を考えることを目的とする。
【授業の到達目標】
この授業を履修した学生は、 1)スポーツの科学的な側面,健康への応用を理解できる。【知識・理解】 2)得られた知識を日常生活の中で実践的に行うことができる。【態度・習慣】
【授業概要(キーワード)】
運動,健康,脳と身体
【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
A-1.ミニッツペーパー、リフレクションペーパー等によって、自分の考えや意見をまとめ、文章を記述し提出する機会がある。:76~100% A-3.習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型学習を行い、その成果を記述する機会がある。:1~25%
【科目の位置付け】
基盤共通教育の共通科目の健康・スポーツ領域における科目である。運動の特性を理解し、運動に伴う身体機能の変化やトレーニングによる適応、生活習慣病の予防や改善、認知症予防を目的とした運動処方について学習し、運動と健康に関する知識を習得し、自ら実践できる手法を学習する。
【SDGs(持続可能な開発目標)】
03.すべての人に健康と福祉を
【授業計画】
・授業の方法
1)シラバスの内容に沿いVTRや資料を使いながら講義を進めていきます。 2)講義に関する内容を作業や実習を通して理解を深めていきます。
・日程
第1回 日常の身体活動について 第2回 学生生活と運動量,健康との関連について 第3回 体力評価の方法について 第4回 健康と体力 第5回 運動が神経・筋機能、代謝、内分泌、自律神経活動に与える影響 第6回 運動トレーニングと身体適応 第7回 運動能力と加齢 第8回 運動と寿命 第9回 運動と環境 第10回 疲労について 第11回 運動と栄養 第12回 身体への運動処方 第13回 脳及び認知機能への運動処方 第14回 生涯スポーツと健康 第15回 まとめ
【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
1)配布された資料を使い講義を行う。講義内容は各自ノート等に筆記して内容の理解に努める。 2)講義内容に関連した作業や実習では、実施する内容を理解し当初の目的どおりに作業が行われているか確認しながら進める。 3)積極的に授業に参加する。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
本授業科目では課題等を課します。授業外における以下の予習・復習等の自主的な学習に取り組んでください。 ・講義回数を重ねるごとに知識の連携が必要になるので,講義で取り扱った該当箇所を自分で探し関連づけることが重要です。
【成績の評価】
・基準
1)スポーツ科学の基礎的な事項について適切に説明できることを合格の基準とします。 2)授業をとおして得られた知識や作業、実習で得られた内容を主体的に実践し論述できることを合格の基準とします。 3)健康とスポーツ科学に関する基礎的な力を身につけるための授業での活動に積極的・能動的に参画できていることが合格の基準です。
・方法
平常点30点、講義内で毎時間記入して提出してもらう小レポート30点、レポート課題(2回)40点の合計をもって評点とする。
【テキスト・参考書】
特に指定しません。
【その他】
・学生へのメッセージ
スポーツとの関わりを気軽に持てるよう,普段の皆さんの生活を意識ながら受講してみてください。
・オフィス・アワー
授業以外の日については必要に応じて対応しますので、授業後もしくは電子メール等でその旨を連絡してください。
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