【授業の目的】
前期のシステム創成入門等において学んだ,専門分野への理解,その先のキャリアへの視点,社会人基礎力をさらに発展させる.分野別に社会実践における貢献可能性を理解し,2年次以降の進路決定(分野配属)を行うための演習を行う.
【授業の到達目標】
・社会人としての考え方、基礎力を身につけ、相互にコミュニケーションを取り、自らの意見を表明できる. ・専門分野を通じて,社会に貢献する自己を明確に想定できる. ・2年次以降の進路、将来の希望を明確にし、そのために必要な各自の学びのプロセスを描き、自らの具体的履修計画を立てる.
【授業概要(キーワード)】
ロールモデル,価値創成,地域・社会貢献,自己実現,エンジニアリング、MOT,キャリアプラン
【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
B-1.学生同士の話し合いの中で互いの意見に触れる機会がある。:1~25% C-1.自分の意見をまとめて発表する機会がある。:1~25% D-1.演習、実習、実験等を行う機会がある。:1~25% C-2.事前学習(下調べ、調査等含む)をした上で、プレゼンテーションを行い、互いに質疑応答や議論を行う機会がある。:1~25% C-3.習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型学習を行い、その成果を発表し理解してもらえるようプレゼンテーション、質疑応答、リフレクションを行う機会がある。:1~25%
【科目の位置付け】
各自のライフスタイルをも見据えた、履修および進路の明確化と、それらを通じた社会人としての貢献力を理解するための必須科目である.
【SDGs(持続可能な開発目標)】
04.質の高い教育をみんなに 08.働きがいも経済成長も
【授業計画】
・授業の方法
ビジネス演習,社会実践講義とレポート,社会におけるロールモデル演習(グループワーク),キャリアプラン(履修モデル)作成
・日程
第1週:ガイダンス,進路希望初期調査,キャリアの入口と出口 第2週:分野別履修の概要 第3週:(1)機械システムコース 第4週:(2)電気・電子通信コース 第5週:(3)情報・知能コース 第6週:(4)応用化学・化学工学コース 第7週:(5)化学・バイオコース 第8週:(6)高分子・有機材料コース 第9週:(7)建築・デザインコース 第10週:特別講義1(社会人力) 第11週:特別講義2(社会人力) 第12週:分野別履修指導 第13週:履修分野実践演習 ※テーマの順番は,実践講義等の関係で前後することもあります. <その他参加型演習> (2週分相当)企業訪問による実践学習 ※テーマの順番は,専門分野研究等の関係で前後することがあります. ※参加型演習については,授業開始後に実施日程を指定します.
【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
・授業中の議論に,積極的に参加すること. ・グループ活動について,積極的に協力・貢献すること. ・授業を通じて紹介された資料等を,必ず読んで自らの糧とすること.
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
自らの進路(分野)について深く考察し、積極的に調べるようにすること.
【成績の評価】
・基準
必修科目なので毎回の出席を前提とし,都度課せられるプレゼンテーション,レポートの内容,実践演習への積極的参加等により評価する.
・方法
毎回課せられる授業ノート(小レポート)、講義レポート(2回)、企業訪問実践学習レポートの他、を合計100点満点で評価し,60点以上を合格とする.
【テキスト・参考書】
分野別資料:必要に応じて,各教員から配布. グローバル視点:富岡恵「TOEICテスト書込みノート文法編」学研教育出版 ※参考文献の購入は不要,システム創成工学科事務室で閲覧可能.
【その他】
・学生へのメッセージ
・自らの分野選択にあたり,できる限りの情報収集,積極的考察を通じて,明確なビジョンを見つけるべく努力すること. ・2年次以降の分野配属のために以下を行う. ①分野配属用プレースメントテスト(数学・物理・化学) ②分野希望の提出(初回9月・最終11月) ③希望者への生物学演習
・オフィス・アワー
質問はメール(ken@yz.yamagata-u.ac.jp)またはWebClassのメッセージ機能でお願いします。または授業後直接問い合わせてください。
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