総合英語(英語1)(再履修)
 General English (English1)
 担当教員:佐藤 則子(SATO Noriko)
 担当教員の所属:農学部非常勤講師
 担当教員の実務経験の有無:
 担当教員の実務経験の内容(有の場合):高等学校での英語指導の経験を活かして、学習者一人ひとりの到達目標レベルまで力をつける。
 開講学年:4年  開講学期:前期  単位数:1単位  開講形態:講義
 開講対象:食料生命環境学科  科目区分:基盤共通教育科目・必修 
【授業の目的】
洋楽を教材として、英語特有の音声変化やリズムに慣れ親しみ、リスニング力を高める。また、歌詞や易しい英文エッセーを読むことで、英語圏の人々の感情表現を理解し、基本的な語彙、文法の確認を行い、読解力向上を目的とする。また、ペアワーク、グループワークなどの共同作業を多く取り入れ、コミュニケーション能力を高める。

【授業の到達目標】
(1)平易な英語を聞いて理解できる。【知識・理解】
(2)基礎的な語彙、文法を確実に身につけ、読解力が高まる。【技能】
(3)相手の意見を聞き、積極的に自分の意見も伝えられる。【態度・習慣】

【授業概要(キーワード)】
洋楽,リスニング力,基本的な語彙,文法,読解力,ペア・グループワーク,コミュニケーション能力

【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
A-1.ミニッツペーパー、リフレクションペーパー等によって、自分の考えや意見をまとめ、文章を記述し提出する機会がある。:76~100%
B-1.学生同士の話し合いの中で互いの意見に触れる機会がある。:51~75%
C-1.自分の意見をまとめて発表する機会がある。:1~25%
D-1.演習、実習、実験等を行う機会がある。:76~100%
C-2.事前学習(下調べ、調査等含む)をした上で、プレゼンテーションを行い、互いに質疑応答や議論を行う機会がある。:1~25%

【科目の位置付け】
大学での学修や研究および社会生活において必要とされる英語の実践的な基礎力を養成する。

【SDGs(持続可能な開発目標)】
04.質の高い教育をみんなに

【授業計画】
・授業の方法
①授業の最初はウオーミングアップとしてその日のトピックに沿って、ペアで英語で会話する。
②各Unitごとの洋楽歌詞に使われている語彙、語句を確認してから曲を聞き、歌詞の空欄に語句を書き取る。解答をしながら音声変化の解説を行う。ペアで発音練習をする。
③文法項目を歌詞で確認し応用文法問題を解き解答解説を行う。
④曲に関連したリスニング問題を解いて解答、それからスクリプトを見ながら語彙、表現、文法を確認し、音読、オーバーラッピング(CDと一緒に読む)、シャドーイング(CDの音声に影のようについていく)、会話文ではロールプレイを行う。
➄曲に関連した英文を読み問題を解いた後に解答解説を行い、内容を十分に理解してから音読、オーバーラッピングをする。
⑥本日の授業を振り返り、自分にとって重要と思うこと(音声、単語、文法、英文内容、勉強の仕方、異文化、質問)、授業の理解度レベルを自己チェックし紙に記入し提出する。
⑦1つのUnit終了後は毎回復習テストを実施する。
・日程
第1回:シラバスに基づいてのガイダンスとUnit 1 語句と発音、リスニング問題解答・解説と音読練習
第2回:Unit 1 文法、リーディング問題の解答・解説と音読練習
第3回:Unit 1確認テスト、Unit 7 語句と発音、リスニング問題解答・解説
第4回:Unit 7 文法、リーディング問題の解答・解説と音読練習
第5回:Unit 7確認テスト、Unit 11語句と発音、リスニング問題解答・解説と音読練習
第6回:Unit 11 文法、リーディング問題の解答・解説と音読練習
第7回:Unit 11確認テスト、Unit 12 語句と発音、リスニング問題解答・解説と音読練習 
第8回:Unit 12 文法、リーディング問題の解答・解説と音読練習
第9回:Unit 12確認テスト、Unit 13 語句と発音、リスニング問題解答・解説と音読練習 
第10回:Unit 13 文法、リーディング問題の解答・解説と音読練習
第11回:Unit 13確認テスト、Unit 14 語句と発音、リスニング問題解答・解説と音読練習
第12回:Unit 14 文法、リーディング問題の解答・解説と音読練習
第13回:Unit 14 確認テスト、Unit 6 語句と発音、リスニング問題解答・解説
第14回:Unit 6 文法、リーディング問題の解答・解説と音読練習
第15回:Unit 6 確認テスト、総まとめ

【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
①テキストの音声をダウンロードし、予習復習に役立て授業に臨む。
②歌詞、エッセー、文法問題を十分に理解した後、しっかり音読する。
③ペア、グループワークでは積極的にまわりの受講生とコミュニケーションを取る。
④わからないところ、疑問に思うところを恥ずかしがらず質問をする。
➄意味のわからない単語はまず推測してから辞書で必ずチェックする。
⑥授業の最後に、その日の授業で自分にとって重要ポイントと思うこと、自己理解度レベルを記入して提出する。各自の記録を見て、復習、期末試験の準備に使用する。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
予習、復習に必要な学修時間の目安は1時間/週です。YouTubeなどで曲を聞き、恥ずかしがらずに感情をこめて、ものまねをして歌いましょう。また、エッセーだけではなく文法問題の英文も音読しましょう。また、難しそうな単語、英文はノートに書いて練習すると効果的です。

【成績の評価】
・基準
(1)平易な英語を聞いて理解、応答ができるかどうか。
(2)基礎的な読解力、語彙、文法が身についているかどうか。
(3)授業への取り組み方(予習、宿題、小テストなどに真剣に取り組んでいるかどうか、ボランティアでクラス貢献をしようとしているかどうか)。
(4)積極的にペアワーク、グループワークに参加し、まわりの受講生とコミュニケーションを取ろうとしているかどうか。
・方法
各Unit 確認テスト70%、授業への取り組み方、クラス貢献、課題等 30%

【テキスト・参考書】
English with Pop Hits 角山照彦他著 成美堂 ¥2,530 (税込み)ISBN978-4-7919-3387-7

【その他】
・学生へのメッセージ
日常生活で英語にふれる機会を多く持ちましょう。自分の興味のあるものを英語で見たり聞いたりするのは英語力を高めるのに効果的な方法です。庄内で海外留学の環境を作りましょう!初回からテキストを使用しますので、必ず購入しておいてください。
・オフィス・アワー
授業に関する質問は、各回の授業終了後または開始前に受け付けます。または理解度表に書いて提出してください。WebClass からのメールも大歓迎です。

g84109003-2025-06-60153