公衆衛生学
 Public Health
 担当教員:五領田 小百合(GORYODA sayuri)
 担当教員の所属:農学部食料生命環境学科
 担当教員の実務経験の有無:
 担当教員の実務経験の内容(有の場合):官公庁管轄の研究機関での実務経験から、国の統計調査について紹介する。
民間企業における公衆衛生学的実践研究の経験から、民間企業での活用例(社会実装例)を紹介する。
 開講学年:2年  開講学期:前期  単位数:2単位  開講形態:講義
 開講対象:バイオサイエンスコース  科目区分:選択 
【授業の目的】
ヒトの健康が人とのつながりや様々な社会の仕組みの影響を受けていることを知り、
疾病予防に関わる公衆衛生活動の事例から、自分と大切な人をまもる方法を模索することを目的とする。

【授業の到達目標】
1)疾病予防に関わる様々な事柄を列挙できる。【知識・理解】
2)疾病予防に関わる公衆衛生活動の事例を調べることができる。【技能】

【授業概要(キーワード)】
疫学、統計、社会、保健、福祉、幸福

【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
A-1.ミニッツペーパー、リフレクションペーパー等によって、自分の考えや意見をまとめ、文章を記述し提出する機会がある。:76~100%
A-2.小レポート等により、事前学習(下調べ、調査等含む)が必要な知識の上に思考力を問う形での文章を記述する機会がある。:26~50%
A-3.習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型学習を行い、その成果を記述する機会がある。:26~50%

【科目の位置付け】
農学部ディプロマ・ポリシー 1. 豊かな人間性と社会性(1)-(3)、
2. 幅広い教養と汎用的技能(1)、3. 専門分野の知識と技能(1)に対応している。
食品衛生管理者・食品衛生監視員の資格関連科目である。

【SDGs(持続可能な開発目標)】
01.貧困をなくそう
03.すべての人に健康と福祉を
04.質の高い教育をみんなに
05.ジェンダー平等を実現しよう
08.働きがいも経済成長も
09.産業と技術革新の基盤をつくろう
10.人や国の不平等をなくそう
11.住み続けられるまちづくりを
12.つくる責任つかう責任
16.平和と公正をすべての人に

【授業計画】
・授業の方法
主として面接授業で行うが、遠隔講義で実施する可能性もある。
・日程
1.公衆衛生と健康の概念
2.社会疫学
3.公衆衛生学×行動経済学
4.保健統計
5.社会保障と医療経済
6.保健と福祉
7.感染症対策
8.食品保健
9.栄養
10.労働者の権利
11.公衆衛生活動事例紹介
12.公衆衛生活動事例調査 小テストの説明
13.小テスト&小テストの解説
14.小テストの講評
15.まとめ

【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
講義中に疑問に思ったことはその場で調べること。
理解が難しい時は、クラスメイトや教員を頼ること。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
興味を持った事柄があれば、関連書籍や文献等を読んでみましょう。

【成績の評価】
・基準
疾病予防に関わる様々な事柄を列挙できること、
疾病予防に関わる公衆衛生活動の事例を調べられることを合格の基準とする。
・方法
授業参加点 15点 (遅刻は講義開始20分まで)
出席カードのコメント 15点
小テスト 70点
出席率が2/3に満たない場合は、単位は認められません。

【テキスト・参考書】
特に用いないが、興味があれば以下の書籍を参考にしてください。
参考書 『公衆衛生学がみえる』2022-2023(メディックメディア)

【その他】
・学生へのメッセージ
自分や大切な人の健康をまもる方法を学んでください。
この講義にはちょっと人生を楽に生きるコツが詰まっています。
外部講師による講義実施可能性もあります。
・オフィス・アワー
講義直後に声をかけてください。
質問や相談等があれば、事前にメールで予約をしてください。

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