食料生命環境学実験実習(農学)
 Fundamental Experiments for Food, Life and Environment
 担当教員:エコサイエンスコース教員
 担当教員の所属:農学部食料生命環境学科エコサイエンスコース
 担当教員の実務経験の有無:
 開講学年:2年  開講学期:前期  単位数:2単位  開講形態:実習
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
食料・生命・環境に関する問題解決のための基礎内容・技術について幅広く体験し、今後、専門課程で深く学ぶコースについて、体験を通じた総合的な理解を得ることを目的とします。

【授業の到達目標】
この授業を履修した学生は、自コースの学問内容の基礎を体験し理解することができます。【知識・理解】

【授業概要(キーワード)】
食料、生命、環境、体験による認識、アクティブラーニング

【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
B-1.学生同士の話し合いの中で互いの意見に触れる機会がある。:1~25%
D-1.演習、実習、実験等を行う機会がある。:76~100%

【科目の位置付け】
この授業は、食料・生命・環境科学に関する幅広い体験を通じてバランス感覚を身につけるものです。(農学部のDP3およびCP1に該当)

【SDGs(持続可能な開発目標)】
02.飢餓をゼロに
03.すべての人に健康と福祉を
09.産業と技術革新の基盤をつくろう
13.気候変動に具体的な対策を
14.海の豊かさを守ろう
15.陸の豊かさも守ろう
17.パートナーシップで目標を達成しよう

【授業計画】
・授業の方法
この授業は面接授業で行います。初回のガイダンスおよび救急救命講習は共通内容ですが、それ以外は各コースが開講する実験実習を履修します。
・日程
アグリサイエンスコース
1.ガイダンス(全コース共通) 2.救急救命講習(AED講習含む) 3.米の食味官能評価 4.米由来バイオマスの再資源化 5.水稲の管理(田植え) 6.果樹の栽培管理(リンゴの摘果) 7.果樹の栽培管理(カキの摘蕾) 8.そ菜・花きの栄養繁殖 9.畜産施設の見学/畜産物の官能評価 10.農業女子プロジェクト 11.政策現場を知る 12.植物病害調査 13.昆虫の外部形態と行動 14.鶴岡の産業を学ぶ 15.水稲の管理(収穫)/授業のまとめ

バイオサイエンスコース
1.ガイダンス(全コース共通) 2.救急救命講習(AED講習含む) 3.実験用ガラス器具を作る 4.実験用ガラス器具を作る 5.微生物や実験動物、細胞の取り扱いについて学ぶ 6.微生物や実験動物、細胞の取り扱いについて学ぶ 7.緩衝液の作成と緩衝作用を観察する 8.緩衝液の作成と緩衝作用を観察する 9.中和滴定を学ぶ 10.中和滴定を学ぶ 11.目的物質の抽出・分離操作を学ぶ 12.目的物質の抽出・分離操作を学ぶ 13.分子生物学実験の基礎操作を学ぶ 14.分子生物学実験の基礎操作を学ぶ 15.授業のまとめ

エコサイエンスコース
1.ガイダンス(全コース共通) 2.救急救命講習(AED講習含む)3.実験実習の注意点 4.土の機能を調べる 5.ほ場実習 6.赤川上流の水と土 7.水利施設見学 8.赤川下流の水と土 9.森林における安全管理 10.森林を歩く1 11.森林を歩く2 12.森林資源を調べる 13.樹木生理を調べる 14.農山村地域を考える 15.授業のまとめ

【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
得意・不得意や興味の有無にこだわらず、主体的な参加が望まれます。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
実験・実習後に内容の復習を行って、納得のいくレポート作成を心がけてください。

【成績の評価】
・基準
授業の到達目標に示した、各コースの「学問内容の基礎を体験し理解できること」が合格の基準です。
・方法
実験・実習態度およびレポートにより総合的に評価します。すべての実験・実習に参加し、レポートを提出した場合に80点とし、実習態度やレポート内容により加点・減点します。

【テキスト・参考書】
各回の担当教員が必要に応じて資料プリントを配付し、テキストや参考書などを紹介します。

【その他】
・学生へのメッセージ
実験・実習なので積極的に参加してください。服装の指定などの指示にも注意すること。
・オフィス・アワー
オフィスアワーについては、各授業時に担当教員が案内します。

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