【授業の目的】
日本の農業や食における現状、それらと地域経済とのかかわりを学び、持続可能な食料生産のために必要なことについて理解することを目的とします。
【授業の到達目標】
1）地域資源や循環型経済、循環型農業について理解し、適切に説明できる。【知識・理解】
2）地域、特に中山間地域や農村地域が抱える問題やその解決策について関心を持ち、自分の言葉や意見として表現できる。【態度・習慣】
【学生主体型授業（アクティブラーニング）について】
A-1．ミニッツペーパー、リフレクションペーパー等によって、自分の考えや意見をまとめ、文章を記述し提出する機会がある。：1～25％
C-1．自分の意見をまとめて発表する機会がある。：1～25％
A-2．小レポート等により、事前学習（下調べ、調査等含む）が必要な知識の上に思考力を問う形での文章を記述する機会がある。：1～25％
【科目の位置付け】
アグリサイエンスコースに専門的知識と能力が身につくように配置された科目です。
また、地域の課題解決に取り組み、地域貢献したい学生を対象とする地域創生プログラムのために配置した科目です（農学部のカリキュラム・ポリシー）。
【SDGs（持続可能な開発目標）】
01.貧困をなくそう
02.飢餓をゼロに
07.エネルギーをみんなにそしてクリーンに
08.働きがいも経済成長も
09.産業と技術革新の基盤をつくろう
11.住み続けられるまちづくりを
12.つくる責任つかう責任
15.陸の豊かさも守ろう
【授業計画】
・授業の方法
この授業は主として面接授業となりますが、遠隔講義で実施する可能性もあります。
・日程
１．ガイダンスとイントロダクション
２．地域資源とは
３．循環型経済とは
４．循環型農業とは 1
５．循環型農業とは 2
６．農村地域の課題
７．中山間地域の課題
８．中間テストと解説
９．中山間地域の再生事例 1
１０．中山間地域の再生事例 2
１１．食の地産地消に関する事例 1
１２．食の地産地消に関する事例 2
１３．エネルギーの地産地消に関する事例
１４．まとめ
１５．期末テストと解説
【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
授業時間までにWebClassから講義で使用する資料をダウンロードし、授業時に参照してください。
・授業時間外学習（予習・復習）のアドバイス
本授業をきっかけとし、興味を持ったことや疑問に思ったことに対し、自主的に学習を進めてください。
質問等があれば、いつでも受け付けます。
【成績の評価】
・基準
1）地域資源や循環型経済、循環型農業について理解し、適切に説明できることを合格の基準とします。
2）中山間地域や農村地域が抱える問題やその解決策について関心を持ち、自分の言葉や意見として表現できることを合格の基準とします。
・方法
授業参加状況（20点）、ミニッツペーパー（20点）およびテスト(60点)に基づいて総合的に判断します。
なお、テスト配点は中間テストに30点、期末テストに30点とします。
【テキスト・参考書】
テキストは使用しません。講義で使用する資料は、WebClassからダウンロードしてください。
参考図書1 藤山 浩 編著「循環型経済を作る」（農文協）2018年
参考図書2 中山間地域フォーラム 編 「中山間地域ハンドブック」（農文協）2022年
参考図書3 後藤ら 著 「環境・資源・健康を考えた 土と施肥の新知識」（農文協）2021年
【その他】
・学生へのメッセージ
農業や食料の問題をより身近なことに感じて、具体的な解決方法について一緒に積極的に考えていきましょう。
・オフィス・アワー
講義直後に声をかけるか、事前にメールで日時を予約してください。
質問等があれば、メールでも受けつけます。
連絡先：nakaayu@tds1.tr.yamagata-u.ac.jp
研究室：農学部1号館5階（1567）
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