【授業の目的】
多様化・複雑化する社会で生活していくには、幅広い知識と物事を構造で理解する力が必要である。医食農分野の最新事例を学びながら、受講者各々が自らの強みと興味に気が付き、これから進むべき道を認識できることを目的とする。
【授業の到達目標】
1) 多様化・複雑化する社会で生活するために必要な能力を列挙できる。【知識・理解】 2) 医食農分野に関わる先行事例を調べることができる。【技能】
【授業概要(キーワード)】
学際融合、自分の強み、レア人材、共通言語、相互理解、協働、交渉、調整
【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
A-1.ミニッツペーパー、リフレクションペーパー等によって、自分の考えや意見をまとめ、文章を記述し提出する機会がある。:76~100% B-1.学生同士の話し合いの中で互いの意見に触れる機会がある。:1~25% A-2.小レポート等により、事前学習(下調べ、調査等含む)が必要な知識の上に思考力を問う形での文章を記述する機会がある。:26~50% A-3.習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型学習を行い、その成果を記述する機会がある。:26~50%
【科目の位置付け】
農学部ディプロマ・ポリシー 1. 豊かな人間性と社会性(1)-(3)、 2. 幅広い教養と汎用的技能(1)、3. 専門分野の知識と技能(1)に対応している。
【SDGs(持続可能な開発目標)】
01.貧困をなくそう 02.飢餓をゼロに 03.すべての人に健康と福祉を 04.質の高い教育をみんなに 05.ジェンダー平等を実現しよう 06.安全な水とトイレを世界中に 07.エネルギーをみんなにそしてクリーンに 08.働きがいも経済成長も 09.産業と技術革新の基盤をつくろう 10.人や国の不平等をなくそう 11.住み続けられるまちづくりを 12.つくる責任つかう責任 13.気候変動に具体的な対策を 14.海の豊かさを守ろう 15.陸の豊かさも守ろう 16.平和と公正をすべての人に 17.パートナーシップで目標を達成しよう
【授業計画】
・授業の方法
主として面接授業で行うが、遠隔講義で実施する可能性もある。
・日程
1.「融合」に必要な能力 行動デザインとデータサイエンス(DS)の役割 2.就活や院試に役立つ自己ワーク:他者の目から自分の強みを知る 3.医食農分野に関わる事例調査・紹介 4.行動デザイン① 行動を生む要素 5.行動デザイン② 行動変容 6.行動デザイン③ マンガで学ぶ交渉力I 7.行動デザイン④ マンガで学ぶ交渉力II 8.DSの基礎① 様々な業界でのDS活用事例紹介 9.DSの基礎② 食行動の測定法 10.DSの基礎③ 統計的因果推論・AI 11-12.先行事例調査 小テストの説明 13.小テスト&小テストの解説 14.小テストの講評 15.まとめ
【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
講義中に疑問に思ったことはその場で調べること。 理解が難しい時は、クラスメイトや教員を頼ること。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
興味を持った事柄があれば、関連書籍や文献等を読んでみましょう。
【成績の評価】
・基準
多様化・複雑化する社会で生活するために必要な能力を列挙できること、 医食農分野に関わる先行事例を調べられることを合格の基準とする。
・方法
授業参加点 15点 (遅刻は講義開始20分まで) 受講カードのコメント 15点 小テスト 70点 受講率が2/3に満たない場合は、単位は認められません。
【テキスト・参考書】
特に用いないが、興味があれば以下の書籍を参考にしてください。 参考図書 『行動を変えるデザイン』Stephen Wendel著 オライリー社 2020年 参考図書 『習慣超大全』 BJ・フォッグ著 ダイヤモンド社 2021年 参考図書『行動栄養学とはなにか? 』佐々木敏著 女子栄養大学出版部 2023年
【その他】
・学生へのメッセージ
急速に変化する社会で、具体的にどうしたら良いのかわからない人のための講義です。講義受講後には新しい自分に出会えるかもしれません。 外部講師による講義実施可能性もあります。
・オフィス・アワー
講義直後に声をかけてください。 質問や相談等があれば、事前にメールで予約をしてください。
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