森林環境保全学実験実習
 Laboratory and Field Work of Forest Environment Conservation
 担当教員:小峰 浩隆(KOMINE Hirotaka)
 担当教員の所属:農学部食料生命環境学科エコサイエンスコース
 担当教員の実務経験の有無:
 担当教員の実務経験の内容(有の場合):担当者は国立研究開発法人にて、森林をはじめとした多様な景観における野生生物各種の多様性評価を行った経験を有する。その経験を活かし、野外において野生生物の多様性評価技術の基礎を習得するための実習を行う。
 開講学年:3年  開講学期:後期  単位数:1単位  開講形態:演習・実験
 開講対象:エコサイエンスコース  科目区分:選択 
【授業の目的】
森林をはじめとした多様な環境において、主に鳥類を対象にして生物多様性を評価するための専門知識及び技術を習得する事を目的とする。

【授業の到達目標】
主に鳥類を対象に、生物多様性の評価手法を理解し、実践することができる。【知識・理解】【技能】

【授業概要(キーワード)】
生物多様性、生態系機能、鳥類

【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
A-1.ミニッツペーパー、リフレクションペーパー等によって、自分の考えや意見をまとめ、文章を記述し提出する機会がある。:26~50%
D-1.演習、実習、実験等を行う機会がある。:76~100%
D-2.事前学習(下調べ、調査等含む)で習得した知識等を踏まえて演習、実習、実験等を行う機会がある。:1~25%

【科目の位置付け】
この授業は、講義による知識・理解の向上と、野外での観察・調査技術の実践により、鳥類をはじめとした野生生物の多様性を適切に認識、評価できる専門的な技術を習得するものである DP3(3) CP1(2)

【SDGs(持続可能な開発目標)】
04.質の高い教育をみんなに
11.住み続けられるまちづくりを
15.陸の豊かさも守ろう

【授業計画】
・授業の方法
室内での講義と、野外での観察・調査実習を組み合わせて行う。
・日程
室内での講義と、野外での観察・調査実習を組み合わせて行う。
・日程
第1回 (1コマ)講義のすすめ方とガイダンス
第2回 (1コマ)鳥類及び生物多様性の評価手法について
第3, 4, 5, 6回 (1回2-3コマ)都市公園や森林、水域環境等において鳥類の同定に関する野外実習
第7回 鳥類及び生物多様性の評価手法についてのまとめ(1コマ)
日程等の詳細は初回ガイダンス時に示す。

【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
講義や実習で扱う対象や人間社会との関わりについて、興味や探求心を持って取り組む事が重要です。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
講義や実習内容について、文献等も参照して知見や技術を深めていく事が重要です。

【成績の評価】
・基準
鳥類の種同定及び生物多様性評価に関する知識と技術の習得を基準とします。
・方法
鳥類の種同定及び生物多様性評価に関するレポート課題で評価する。

【テキスト・参考書】
特になし

【その他】
・学生へのメッセージ
野外での実習の際は、安全や防寒等に留意した準備を行った上で参加すること。
・オフィス・アワー
いつでも対応しますが、不在の場合もありますので事前に問い合わせてもらうと確実です。
連絡先:hkomine@tds1.tr.yamagata-u.ac.jp

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