バイオサイエンス研究演習Ⅰ
 Research Seminar of Bio-Science CourseⅠ
 担当教員:バイオサイエンスコース担当教員
 担当教員の所属:農学部食料生命環境学科バイオサイエンスコース
 担当教員の実務経験の有無:
 開講学年:4年  開講学期:前期  単位数:2単位  開講形態:演習
 開講対象:バイオサイエンスコース 4年生  科目区分:コース必修科目 
【授業の目的】
卒業論文を専攻する各分野毎に分かれて、その分野と関連する領域、各自の卒業論文研究の目的・方法に関する理解を深め、プレゼンテーション能力を向上させることを目的とする。

【授業の到達目標】
各自の卒業論文のテーマと深い関係のある論文を読み、プレゼンテーションを行うことができる【態度・習慣】

【授業概要(キーワード)】
論文紹介、研究発表、質疑討論、研究法、学生主体型

【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
A-1.ミニッツペーパー、リフレクションペーパー等によって、自分の考えや意見をまとめ、文章を記述し提出する機会がある。:51~75%
B-1.学生同士の話し合いの中で互いの意見に触れる機会がある。:26~50%
C-1.自分の意見をまとめて発表する機会がある。:51~75%
D-1.演習、実習、実験等を行う機会がある。:76~100%
A-2.小レポート等により、事前学習(下調べ、調査等含む)が必要な知識の上に思考力を問う形での文章を記述する機会がある。:51~75%
B-2.事前学習(下調べ、調査等含む)をした上で、他の学生の意見を尊重しつつグループとしての結論を出すために議論をする機会がある。:1~25%
C-2.事前学習(下調べ、調査等含む)をした上で、プレゼンテーションを行い、互いに質疑応答や議論を行う機会がある。:51~75%
D-2.事前学習(下調べ、調査等含む)で習得した知識等を踏まえて演習、実習、実験等を行う機会がある。:76~100%
A-3.習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型学習を行い、その成果を記述する機会がある。:51~75%
B-3.習得した知識を活用する中で、学生グループがテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型学習を行い、互いの考えを理解し合う中から新たに独自の意見や考え方を創り出す機会がある。:1~25%
C-3.習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型学習を行い、その成果を発表し理解してもらえるようプレゼンテーション、質疑応答、リフレクションを行う機会がある。:51~75%
D-3.習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型の演習、実習、実験等を行う機会がある。:76~100%

【科目の位置付け】
コース必修科目、バイオサイエンスに関する近年の研究動向、最新の知識、研究法
について学ぶ。

【SDGs(持続可能な開発目標)】
01.貧困をなくそう
02.飢餓をゼロに
03.すべての人に健康と福祉を
04.質の高い教育をみんなに
05.ジェンダー平等を実現しよう
07.エネルギーをみんなにそしてクリーンに
08.働きがいも経済成長も
09.産業と技術革新の基盤をつくろう
10.人や国の不平等をなくそう
13.気候変動に具体的な対策を
14.海の豊かさを守ろう
15.陸の豊かさも守ろう

【授業計画】
・授業の方法
・授業計画は教員毎、分野毎で異なるので、専攻分野の決定後に教員に確認すること。
・バイオサイエンスにおける研究法について、各担当教員が研究法の実例を示しながら演習を行なっていく。
・演習は、対面実施を主とするが、状況に応じてリアルタイム遠隔通信などでも行う。
・日程
卒業論文を専攻する教育・研究分野毎に分かれ、各分野の教員が指導する。
各専門分野に関連する領域に関する文献を中心とした演習を行う。以下の内容を基本とするが、詳細な日程や内容については、指導教員のガイダンスに従うこと。

・第1、2回 研究テーマ選択法の概説
・第3~10回 文献調査のやり方、実験計画の立て方、実際の実験のやり方指導
・第 11 回 卒業論文計画を例とした発表練習
・第12~14回 データのまとめ方指導
・第 15 回 卒論の中間発表会

【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
発表者は、紹介論文を十分理解した上で、分かりやすく説明する。発表者以外の人も事前に予習し、積極的に質問するとともに、その論文を批評する力を養う。また、演習後は卒業研究での応用も含め、毎回復習を行うこと。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
発表者は配付資料の事前学習を行うとともに、与えられた課題に向けて図書館やインターネットを活用した情報収集を行うこと。

【成績の評価】
・基準
当該分野における基礎的知識を説明でき、実践的な演習で、積極的に参画できていることが合格の基準である。
・方法
学習態度の他、演習に対する習熟の程度等も含め総合的に評価する。

【テキスト・参考書】
指導教員が必要に応じて学術論文や教科書、参考書を紹介する。

【その他】
・学生へのメッセージ
研究室演習は主にセミナー式で行われる。積極的に参加して十分論議すること。研究法は研究を進めるための基礎となります。予習・復習を行い、十分に身につけて下さい。
・オフィス・アワー
研究室毎の演習になるので、毎回研究室のメンバーとよく連絡を取ること。

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