【授業の目的】
バイオサイエンスコースの各専門分野に分かれ、その分野における、より高度な実験手法を学ぶことを通して、卒論研究を行う上で必要な技術や手順などを全体として確実に習得することを目的とする。
【授業の到達目標】
この実験を履修した学生は、ハイテク機器の操作法と高度な技術等を身につけて、卒論研究に進むことができる。【知識・理解】
【授業概要(キーワード)】
卒業研究の準備、バイオサイエンス実験、実践的な実験手法 、学生主体型
【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
D-2.事前学習(下調べ、調査等含む)で習得した知識等を踏まえて演習、実習、実験等を行う機会がある。:26~50% D-3.習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型の演習、実習、実験等を行う機会がある。:26~50%
【科目の位置付け】
卒業研究を行うことを前提に、バイオサイエンス実験に必要な実践的な実験手法の習得を行う。
【SDGs(持続可能な開発目標)】
02.飢餓をゼロに 03.すべての人に健康と福祉を 07.エネルギーをみんなにそしてクリーンに 09.産業と技術革新の基盤をつくろう
【授業計画】
・授業の方法
面接授業。それぞれの分野に分かれて、具体的な実験を実施し、各分野における個別の実験操作とデータの解析などを行う。
・日程
3年前期終了時に卒論研究の主指導教員を仮決定後、3年後期10月にバイオサイエンスコースの各研究室仮配属を行い、4年前期4月より開始する卒業研究に先立ち、研究室・研究分野における専門基礎実験を行う。実際の実験計画については、各研究室のガイダンスに従うこと。概略を以下に示した。 1-5. 各研究分野における基礎的実験 6-10. 各研究分野における基礎応用的実験 11-15. 実験解析法とデータ処理法
【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
実験で得られたデータは、直ちにノートに正確に記載すること。また、気がついたことや疑問点などがあれば、きちんと考察すること。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
事前に教員により示された計画については、関連の情報を整理する等の予習を行うこと。実験後はレポート作成に関し、図書館やインターネットを活用し情報収集を行う等してまとめを行い、実験の仕方についても十分に復習すること。
【成績の評価】
・基準
より実践的な実験手法を習得するための実験で、参画できていることが合格の基準である。
・方法
実験の理解度、習熟度、熱心さ、ノートの取り方、レポートのまとめ方、などにより判定する。60点以上が合格点。
【テキスト・参考書】
主指導教員が配布あるいは指示する。
【その他】
・学生へのメッセージ
卒業研究の準備を行うためのバイオサイエンスの実践的な実験手法を習得します。卒業研究を始める上で必須な手法を習いますので、十分に習得してください。
・オフィス・アワー
教員毎にオフィスアワーが異なりますので、農学部の掲示板で確認して下さい。 教員もいつでも相談に乗りますが、出張等で留守になる場合もありますので、出来るだけ事前に予約を入れて下さい。
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