【授業の目的】
植物の栄養とは何か、光合成とは何か、植物ホルモンとはなにかを学ぶことを目的とする。
【授業の到達目標】
受講した学生が植物による養分吸収、多量必須元素、微量必須元素、光合成、植物の運動、植物ホルモンに関する基礎的及び専門的事項を理解することができる。【知識・理解】
【授業概要(キーワード)】
必須元素、養分吸収、光合成、植物ホルモン
【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
A-1.ミニッツペーパー、リフレクションペーパー等によって、自分の考えや意見をまとめ、文章を記述し提出する機会がある。:1~25% A-2.小レポート等により、事前学習(下調べ、調査等含む)が必要な知識の上に思考力を問う形での文章を記述する機会がある。:1~25% A-3.習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型学習を行い、その成果を記述する機会がある。:1~25%
【科目の位置付け】
植物栄養生理学について様々な視点から理論的に考察することで、幅広い知識を習得するものである。(農学部食料生命環境学科バイオサイエンスコース、アグリサイエンスコース、エコサイエンスコースのカリキュラムポリシー)
【SDGs(持続可能な開発目標)】
01.貧困をなくそう 02.飢餓をゼロに 03.すべての人に健康と福祉を 13.気候変動に具体的な対策を 15.陸の豊かさも守ろう
【授業計画】
・授業の方法
この授業は、主として、面接授業であるが、遠隔授業(WebclassやZoom)も利用する。毎回配布する資料に掲載されている研究結果について説明し、スライドを利用してそれらの研究成果の意義について講義する。
・日程
1:植物による栄養元素の吸収機構 2:植物の栄養元素(窒素1) 3:植物の栄養元素(窒素2) 4:植物の栄養元素(リン、イオウ) 5:植物の栄養元素(カリウム、ナトリウム) 6:植物の栄養元素(カルシウム、マグネシウム) 7:植物の栄養元素(鉄、銅、マンガン、ホウ素、亜鉛、ニッケル) 8:植物の栄養元素(モリブデン、塩素) 9:光合成・呼吸 10:発生と成長 11:開花 12:植物の運動①(光・水への応答) 13:植物の運動②(温度・重力への応答) 14:植物ホルモンによる制御①(オーキシン、ジベレリン、ブラシノステロイド) 15:植物ホルモンによる制御②(エチレン、アブシシン酸、その他)
【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
教科書の内容、配布した資料、スライドの内容、板書事項の内容の理解に努めること。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
テキストの関連する部分を読んでおく。 テキスト及ひ配布資料を読む。
【成績の評価】
・基準
植物による養分吸収、多量必須元素、微量必須元素、光合成、植物の運動、植物ホルモン関する基礎的及び専門的事項について適切に説明できることを合格の基準とする。
・方法
講義への参加の姿勢、レホートおよび筆記試験の結果により判定する。
【テキスト・参考書】
テキスト:間藤徹他、植物栄養学第三版、文永堂出版株式会社、東京、2024 参考書:「絵とき植物生理学入門改訂3版」 山本良一編著 オーム社 ISBN:978-4-274-21927-6
【その他】
・学生へのメッセージ
植物の栄養生理は人間の栄養生理につながる。
・オフィス・アワー
金曜日16時ー17時(俵谷圭太郎)、水曜日12時ー13時(星野友紀)電子メールて予め連絡を入れてください。
|