【授業の目的】
植物の栄養と生理化学とは何か、問題土壌おける植物生育とその改善方法について学ぶことを目的とする。
【授業の到達目標】
受講した学生が世界に分布する問題土壌における植物生育、植物のストレス耐性機構、問題土壌の植物修復及び肥料学に関する基礎的及び専門的事項を理解することができる。【知識・理解】
【授業概要(キーワード)】
問題土壌、土壌ストレス、肥料
【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
A-1.ミニッツペーパー、リフレクションペーパー等によって、自分の考えや意見をまとめ、文章を記述し提出する機会がある。:1~25% A-2.小レポート等により、事前学習(下調べ、調査等含む)が必要な知識の上に思考力を問う形での文章を記述する機会がある。:1~25% A-3.習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型学習を行い、その成果を記述する機会がある。:1~25%
【科目の位置付け】
植物栄養と生理化学について様々な視点から理論的に考察することで、幅広い知識を習得するものである。
【SDGs(持続可能な開発目標)】
01.貧困をなくそう 02.飢餓をゼロに 03.すべての人に健康と福祉を 09.産業と技術革新の基盤をつくろう 13.気候変動に具体的な対策を 15.陸の豊かさも守ろう
【授業計画】
・授業の方法
この授業は、主として、面接授業であるが、遠隔授業(WebclassやZoom)も利用する。毎回配布する資料に掲載されている研究結果について説明し、スライドを利用してそれらの研究成果の意義について講義する。
・日程
1植物の栄養元素と養分吸収 2土壌ストレスと植物生育-酸性土壌(1) 3土壌ストレスと植物生育-酸性土壌(2) 4土壌ストレスと植物生育-酸性土壌(3) 5土壌ストレスと植物生育-酸性土壌(4) 6土壌ストレスと植物生育-酸性土壌(5) 7まとめ(1) 8土壌ストレスと植物生育-アルカリ土壌(1) 9土壌ストレスと植物生育-アルカリ土壌(2) 10土壌ストレスと植物生育-重金属集積土壌 11化学肥料の種類と特性 12有機質肥料 13施肥法 14栄養診断と農産物の品質 15まとめ(2)
【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
教科書の内容、配布した資料、スライドの内容、板書事項の内容の理解に努めること。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
テキストの関連する部分を読んでおく。 テキスト及び配布資料を読む。
【成績の評価】
・基準
授業の到達目標で示した問題土壌における植物生育、植物のストレス耐性機構、問題土壌の植物修復及び肥料学に関する基礎的及び専門的事項について適切に説明できることを合格の基準とする。
・方法
講義への参加の姿勢、レポートおよび筆記試験の結果により判定する。
【テキスト・参考書】
テキストは間藤徹他、植物栄養学第二版、文永堂出版株式会社、東京、2010 講義で一覧表を配布する。
【その他】
・学生へのメッセージ
植物の栄養は人間の栄養につながる。 基礎植物栄養生理学及び基礎土壌学を履修していること。
・オフィス・アワー
金曜日16時ー17時電子メール(tawaraya@tds1.tr.yamagata-u.ac.jp)で予め連絡を入れてください
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