有機化学演習
 Seminar on Bioorganic Chemistry
 担当教員:網干 貴子(ABOSHI Takako)
 担当教員の所属:農学部食料生命環境学科
 担当教員の実務経験の有無:
 開講学年:3年  開講学期:前期  単位数:2単位  開講形態:演習
 開講対象:バイオサイエンスコース  科目区分:選択科目 
【授業の目的】
生物の基本構成成分である有機化合物について、構造と反応および立体化学など有機化学の基礎知識を習得することを目的とする。

【授業の到達目標】
・有機化合物の構造の特徴を理解し、化合物名から構造を判断できる。【理解・知識】
・反応機構を説明できるようになる。【知識・理解】

【授業概要(キーワード)】
有機化合物、立体配座、反応機構

【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
A-1.ミニッツペーパー、リフレクションペーパー等によって、自分の考えや意見をまとめ、文章を記述し提出する機会がある。:51~75%
D-1.演習、実習、実験等を行う機会がある。:51~75%

【科目の位置付け】
この授業は、有機化合物及び化学反応の基本的な知識を得ることで、動植物・微生物の化学成分、化学反応に関する基礎的・専門的知識を習得するためのものである(農学部のディプロマ・ポリシー)

【SDGs(持続可能な開発目標)】
04.質の高い教育をみんなに
12.つくる責任つかう責任

【授業計画】
・授業の方法
授業と課題で有機化学の練習問題を解きながら、有機化学の考え方の定着を図ります。
・日程
学生の学習状況に合わせて以下の内容で行います。
第1~3回目 基本的な有機化学の考え方の解説と問題演習
第4~15回 有機化学反応や有機化合物の構造に関する問題演習と解説

【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
本授業では、毎回課題を課します。また、課題の取り組みの他に、予習・復習等の自主的な学習に取り組んでください。

・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
授業中に取り組む問題や課題で解答を間違えた箇所については、授業後に解きなおすなどのリフレクションが重要となります。

【成績の評価】
・基準
授業の到達目標で示した、有機化合物の性質や反応の仕組みを正しく理解していることを合格の基準とする。
・方法
授業中と課題の問題演習の取り組み状況を評点とする。

【テキスト・参考書】
1)テキスト「ベーシック有機化学(第2版)」山口良平、山本行男、田村類(化学同人)
2)参考書 ボルハルト・ショアー「現代有機化学」(化学同人)

【その他】
・学生へのメッセージ
有機化学の勉強には自分の手を動かして、問題演習をこなすことが重要です。基礎有機化学の知識があることを前提とした授業です。
・オフィス・アワー
オフィスアワーなどの詳細については、最初の講義で連絡します。

60500160-2025-06-68916