【授業の目的】
測量で使われる機材の使用法と実習で得られた測定値の処理方法を修得することを目的とします。
【授業の到達目標】
この実習を履修した学生は、 1)測量機器を自由自在に扱え、正確に測定できる。【技能】 2)測定結果を整理でき、その結果を応用できる。【知識・理解】
【授業概要(キーワード)】
水準測量、細部測量、UAV、角測量、アクティブラーニング
【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
D-1.演習、実習、実験等を行う機会がある。:76~100%
【科目の位置付け】
与えられた条件下で計画的に仕事を進め、まとめる能力を身につける。(食糧生命環境学科のDP3の(3)と(4)に該当)
【SDGs(持続可能な開発目標)】
01.貧困をなくそう 02.飢餓をゼロに 11.住み続けられるまちづくりを 14.海の豊かさを守ろう 15.陸の豊かさも守ろう
【授業計画】
・授業の方法
この授業は面接授業となります。 最初に各測量機器の取り扱いについて説明し、その後それぞれの課題をグループ(1グループ4,5人)ごとに行ないます。
・日程
1.実習の進め方とガイダンス 2.水準測量 使用機器の取り扱い方法 3.水準測量 直接水準測量(昇降式) 4.水準測量 直接水準測量(器高式) 5.細部測量 使用機器の取り扱い方法 6.細部測量 放射法と交会法(1) 7.細部測量 放射法と交会法(2) 8.UAVの操作方法(1) 9.UAVの操作方法(2) 10.角測量 使用機器の取り扱い方法 11.角測量 単測法と方向法 12.角測量 トラバース測量(1) 13.角測量 トラバース測量(2) 14.角測量 データの整理方法 15. 実習の総括
【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
測量機器に積極的に触れて器械を自在に扱えるよう努力してください。また、グループでの作業となるため協調しながら作業を行なってください。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
準備学修に必要な学修時間の目安は、4時間/週です。 測量の講義で学んだことを再度確認しながらレポートの課題に取り組んでください。
【成績の評価】
・基準
授業の到達目標に示した、「測量機器を自由自在に扱え、正確に測定できること」と「測定結果を整理でき、その結果を応用できること」が合格の基準です。
・方法
実習態度(20点)、レポート(80点)の合計を持って評点とします。
【テキスト・参考書】
テキスト:「改訂 測量入門」、大杉・福島ほか、実教出版(2023)
【その他】
・学生へのメッセージ
正確な位置情報は、土木工事において重要です。位置情報を間違えると、大きな損失や事故をもたらします。測量は重要な仕事だと心に留めて、実習に取り組んでください。
・オフィス・アワー
実習に関する質問は随時受け付けます。それ以外の相談については、あらかじめメールでアポイントメントを取ってください。
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