【授業の目的】
受講した学生が、目的を定め、それを達成するためのプロジェクトを行う。講義や実験実習で学んだ知識や技術が実際の問題にどのように応用されていくのか、また、それらがいかに相互のつながりを持っているか、プロジェクトを通じて体験的に学ぶことを目的とする。
【授業の到達目標】
この実習を履修した学生は、これまで学んだことや新たな知識を総合的に対比・分類・指摘できる。【知識・理解】
【授業概要（キーワード）】
SDGs（持続可能な開発目標）、テーマ設定、研究計画、データ整理、分析・考察、取りまとめ、学生主体型授業
【学生主体型授業（アクティブラーニング）について】
D-1．演習、実習、実験等を行う機会がある。：1～25％
C-2．事前学習（下調べ、調査等含む）をした上で、プレゼンテーションを行い、互いに質疑応答や議論を行う機会がある。：1～25％
D-2．事前学習（下調べ、調査等含む）で習得した知識等を踏まえて演習、実習、実験等を行う機会がある。：1～25％
D-3．習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型の演習、実習、実験等を行う機会がある。：1～25％
【科目の位置付け】
この授業は、講義や実験実習で学んだ知識や技術を応用する手法を習得するものである。（DP1の(1)、(2)、(3)、DP 2の(1)、(2)、(3)、DP 3の(1)、(2)、(3)、(4)、(5)、(6)に該当する）（CP１の(4)、CP2の(1)、CP3の(1)に該当する）
【SDGs（持続可能な開発目標）】
02.飢餓をゼロに
06.安全な水とトイレを世界中に
07.エネルギーをみんなにそしてクリーンに
09.産業と技術革新の基盤をつくろう
11.住み続けられるまちづくりを
12.つくる責任つかう責任
13.気候変動に具体的な対策を
14.海の豊かさを守ろう
15.陸の豊かさも守ろう
17.パートナーシップで目標を達成しよう
【授業計画】
・授業の方法
本実習は面接授業です。
前半では共通の実験実習を行います。後半には、仮配属された研究室または複数の研究室合同のグループによるプロジェクトを行います。
・日程
この授業は原則として毎週水曜日５～８校時、以下のテーマと順序で行います。
１ ガイダンス
【共通の実験実習】： 第２回～第５回
２ 実験における事故や災害とその対策
３ 主要器具の取り扱いなど基本操作
４ 実験（１）
５ 実験（２）
【プロジェクトの実施】： 第６回～第１４回を通して以下を行う。
（１）プロジェクトチームとテーマの決定
（２）テーマと方法について
（３）調査と方法の構成
（４）調査あるいは実験などの実施
（５）結果と解釈
（６）調査目的に対する結果からの考察
６ 第１５回プロジェクト成果の発表
【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
１）受身にならず、主体的に取り組んでください。
２）指導教官の教示を良く受け止め、不明点や疑問点に関しては、すぐに質問・問い合わせを行ってください。
３）与えられた時間内で内容を発表できるようにしてください。また、発表者以外の人は積極的に質問するよう心掛けてください。
・授業時間外学習（予習・復習）のアドバイス
本授業科目では、課題等を課します。単位制度の実質化のため、授業外における以下の予習・復習等の自主的な学修に取り組んでください。
１）準備学修に必要な学修時間の目安は以下のとおりです。
4時間／週
プロジェクトの内容に関わる講義や実験実習で学んだ事項を、その都度復習すること。
【成績の評価】
・基準
授業の到達目標に示した、「これまで学んだことや新たな知識を総合的に対比・分類・指摘」して、各プロジェクトを達成するための基礎的な力を身につけるために積極的・能動的に参画できていることが合格の基準です。
・方法
仮入室した研究室の指導教員により異なります。各自でよく確認してください。
【テキスト・参考書】
仮入室した研究室の指導教員の判断に基づき、必要に応じて、資料を配布し、参考書を紹介します。
【その他】
・学生へのメッセージ
「研究」の取り組み方を実習できる貴重な時間です。４年次の「卒論」に活用できる経験が多いので、予習・復習をふくめ積極的に取り組んでください。
・オフィス・アワー
主指導教員に確認してください。事前に問い合わせを行い、日時を確保してください。
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