微生物生態学
 Microbial Ecology
 担当教員:服部 聡(HATTORI Satoshi)
 担当教員の所属:農学部食料生命環境学科植物機能開発学コース
 担当教員の実務経験の有無:
 担当教員の実務経験の内容(有の場合):産業技術総合研究所および理化学研究所にて微生物研究に従事した経験を活かして講義を行う。
 開講学年:3年,4年  開講学期:前期  単位数:2単位  開講形態:講義
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
地球上には有用微生物や有害微生物など、多種多様な微生物が生息している。本講義では、これらの様々な微生物の生態について理解するとともに、環境中に生息する微生物の解析手法について学ぶことを目的とする。

【授業の到達目標】
微生物の生態や解析手法について体系的に理解できるようになる。

【授業概要(キーワード)】
細菌、古細菌、真核生物、ウイルス、元素循環、生態

【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
A-1.ミニッツペーパー、リフレクションペーパー等によって、自分の考えや意見をまとめ、文章を記述し提出する機会がある。:1~25%

【科目の位置付け】
微生物の生態について理解することで、知識を多角的・多面的に使用できる技能を身につけるものである。

【SDGs(持続可能な開発目標)】
01.貧困をなくそう
02.飢餓をゼロに
03.すべての人に健康と福祉を
06.安全な水とトイレを世界中に
07.エネルギーをみんなにそしてクリーンに
09.産業と技術革新の基盤をつくろう
13.気候変動に具体的な対策を
14.海の豊かさを守ろう
15.陸の豊かさも守ろう

【授業計画】
・授業の方法
微生物生態学に関連する書籍などを基に講義を行う。講義はスライドや板書により行い、必要に応じて適宜プリントを配布する。
・日程
1. 微生物の多様性
2. 炭素と微生物
3. 窒素と微生物
4. 硫黄と微生物
5. 金属と微生物
6. 各種代謝を行う微生物
7. 土壌と微生物
8. 海洋と微生物
9. 湖沼と微生物
10. 環境浄化と微生物
11. 極限環境と微生物
12. 動植物と微生物
13. 食品と微生物
14. 微生物の解析法
15. 後半のまとめ

【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
各種の微生物の生態について、参考書を利用する等して、より深く内容を理解するよう努める。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
講義で紹介された内容について、参考書などで復習することが望ましい。

【成績の評価】
・基準
各種環境に生息する微生物の生態や研究方法について十分に理解できていれば合格とする。
・方法
講義への出席状況および試験の成績により評価する。

【テキスト・参考書】
テキスト:プリントを適宜配布する。
参考書:微生物生態学入門(日科技連出版社)


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