【授業の目的】
山形市との協定に基づくスクールサポーター事業での学校ボランティアを通して子どもや学校などの理解を図り、かつ教職に求められる実践的指導力の基礎を育成する。
【授業の到達目標】
(1)学校での教員や関わるスタッフの活動を理解し、その中での教育ボランティアの活動を理解し、適切に活動することができる。【知識・理解】【技能】【態度・習慣】 (2)学校等での教育活動に円滑に参加できる。【態度・習慣】 (3)自らの活動をふり返り、今後の教育実践や大学での教職に関する学習に体験を生かすことができる。【知識・理解】【態度・習慣】
【授業概要(キーワード)】
子ども理解、学習支援、実践的指導力
【科目の位置付け】
児童教育コースにおける発展科目である。特に本学部のディプロマポリシーである、「地域社会とともに学び地域に貢献する意欲のもとに、多様な考え方や異なる立場を尊重し、他者と協働して課題解決に取り組むことができる」「地域課題に柔軟に対応し、他者と協働しながら課題解決に取り組むことができるコミュニケーション能力がある」「専門的に学んだ分野を基盤とし、さらに、幅広い分野の知識や技能を活用しながら地域の教育及び文化創生に関する課題の解決に取り組むことができる」の実効化に寄与する。
【SDGs(持続可能な開発目標)】
04.質の高い教育をみんなに 17.パートナーシップで目標を達成しよう
【授業計画】
・授業の方法
山形市内の小学校および中学校に定期的に赴き、学校からの指示のもと、求められる支援を実施する。
・日程
各活動に応じて、オリエンテーション時に詳細な日程を示す。
【オリエンテーション】 第1回オリエンテーション(4月)(授業の内容説明) 第2回オリエンテーション(5月上旬)(受入先の提示と学生の希望聴取) 第3回オリエンテーション(5月下旬)(受入先決定)
【受入先との打ち合わせ】 5月下旬~6月上旬
※以後、受入先の小学校および中学校に赴き、週1回から2回程度ボランティア活動を実施する。
【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
・将来、学校教員となることを希望している学生を前提に受け入れます。 ・主体的に継続して教育現場での体験活動に参加することが求められます。 ・その場で自分ひとりでは判断しかねる事態がたびたび生じます。必ず担当の先生方と日々、意思疎通を密にしておいてください。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
活動内容を理解し、活動への諸準備を行うこと。 日誌を記すことにより、体験内容をふり返ること。
【成績の評価】
・基準
活動への参加 60点 活動の理解 20点 活動の評価 20点
・方法
参加状況、体験内容を記した日誌の内容(60%) 最終レポート(40%)
【テキスト・参考書】
特に指定はありません。受入先の学校で、適宜関係資料や文献等が渡されることがあります。
【その他】
・学生へのメッセージ
学校現場に日常的に関わることができます。教職志望の学生には特にお薦めします。しかし、その分、責任も伴います。そのことを十分に理解してから履修してください。
・オフィス・アワー
授業時間以外に学生の質問に答える「オフィス・アワー」を地域教育文化学部1号館5階507研究室において、原則、金曜日の昼休みに設けます(安藤が対応)。ただし、会議や出張等で不在にすることもあるため、確実に面談したい場合は事前に予約をお願いします。連絡先は、初回の授業でお知らせします。
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