【授業の目的】
生物学に関する技術や事柄が、我々の身近な生活にどのように役立ち又は関与しているか学習する。また、生物学の中のいくつかの分野は近年急速に新展開しており、それに関連した技術の革新は目覚しい。その技術革新が、我々の身近な生活に及ぼす影響についても学ぶ。
【授業の到達目標】
生物学に関する技術や事柄が、我々の身近な生活にどのように役立ち又は関与しているか理解できる。【知識・理解】
【授業概要(キーワード)】
バイオテクノロジー、身の回りの植物や動物、遺伝子組換え、クローン動物
【科目の位置付け】
この科目は,地域の教育を支えるために必要な専門的知識を身につけるために編成される科目である(地域教育文化学部地域教育文化学科児童教育コースのディプロマ・ポリシー)。 なお,本科目を受講する前に「生物学概論」を受講しておくことが望ましい。
【SDGs(持続可能な開発目標)】
04.質の高い教育をみんなに
【授業計画】
・授業の方法
スライドおよび配布資料を使いながら授業する。小テスト等により理解度を把握しながら進行する。適宜質問時間を設け、理解の向上にはかる。
・日程
第1回:(オリエンテーション)、イヌ 第2回:ネコとネズミ 第3回:再生医療(1) 第4回:再生医療(2) 第5回:遺伝子組換え動物 第6回:哺乳類のクローン動物 第7回:インフルエンザ 第8回:水産のバイオテクノロジー 第9回:魚類の養殖 第10回:植物の巧妙さ 第11回:植物と昆虫との関わり 第12回:植物の変わった利用法 第13回:植物工場 第14回:遺伝子組換え植物 第15回:DNA分析 などを予定している(一部変更する可能性もある)。
【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
授業で示されるスライド・配布資料を参考に講義内容をノートに筆記するなどして内容の理解に努めてください。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
授業中に取り組む問題で間違えた個所は正解と照合して解きなおすなどふりかえりが重要となります。授業の際に紹介する参考図書を読み、さらに詳しく学習することを勧めます。
【成績の評価】
・基準
○ペーパーテスト…計100点満点 授業参加状況が悪い場合は、上記から減点することもある。
・方法
学期末または数単元ごとにペーパーテストを行い、その成績と出席状況を総合的に判断して評価する。
【テキスト・参考書】
テキスト:改訂版 視覚でとらえる フォトサイエンス生物図録 (数研出版)
【その他】
・学生へのメッセージ
高校で「生物基礎」・「生物」を学んでいない学生にも理解できるようわかりやすい講義を心掛けますが、理解できない点は適宜質問してください。
・オフィス・アワー
授業時間外に質問があれば地教2号館5Fの滝澤研究室を訪れてください。確実に面談したい場合は、事前に連絡ください。連絡先は授業内でお知らせします。
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