【授業の目的】
・取り上げる作家ならびに作品が、英語文学史の流れの中で、どのような位置にあるのかを説明できるようになることを目的とする。 ・正しく内容を読み取り、理解を深め、自分の解釈や見解を持ち、議論できる力を養うことを目的とする。
【授業の到達目標】
①文学作品において使用されている様々な英語表現の意味を言うことができる。 ②文学作品に描かれている、英語圏の国や地域の文化について説明できる。 ③英語で書かれた代表的な文学について概要を説明できる。
【授業概要(キーワード)】
英語文学 映像文化 英語圏の文化
【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
A-1.ミニッツペーパー、リフレクションペーパー等によって、自分の考えや意見をまとめ、文章を記述し提出する機会がある。:1~25% B-1.学生同士の話し合いの中で互いの意見に触れる機会がある。:1~25% C-1.自分の意見をまとめて発表する機会がある。:1~25%
【科目の位置付け】
・豊かな人間性と社会性を育み、幅広い教養と汎用的技能を身につけ、専門分野の知識と技能を高めるものである(地域教育文化学部児童教育コースのディプロマ・ポリシー)。 ・人間性及び社会性の涵養を促進するために、協働による参加型・対話型授業を展開するものである(地域教育文化学部児童教育コースのカリキュラム・ポリシー)。 ・教員免許状(中高英語)取得のための必修科目。
【SDGs(持続可能な開発目標)】
04.質の高い教育をみんなに
【授業計画】
・授業の方法
代表的な英語文学のテクストを読み、様々な英語表現と英語圏の文化を学ぶ。英語圏の文化を学ぶ際、映画などの映像文化を通じて理解を深める。
・日程
第1回 英語文学を学ぶということについて 第2回 どうしたら英語文学のリーディング能力を高めることができるのか? 第3回 英語文学の代表的作品の概観 第4回 ウィリアム・シェイクスピア『ロミオとジュリエット』(イギリス) 第5回 ジェイン・オースティン『プライドと偏見』(イギリス) 第6回 マーガレット・ミッチェル『風とともに去りぬ』(アメリカ) 第7回 ジョン・スタインベック『エデンの東』(アメリカ) 第8回 トルーマン・カポーティー『ティファニーで朝食を』(アメリカ) 第9回 『アーサー王伝説』(アイルランド・ケルト)シドニー・ラニア『アーサー王と円卓の騎士』 第10回 バーナード・ショー『ピグマリオン』『マイフェア・レディ』(アイルランド) 第11回 『エッダ』(アイスランド・北欧神話)ブルフィンチ『ギリシャ・ローマ神話』 第12回 『サガ』(アイスランド・北欧神話)ブルフィンチ『ギリシャ・ローマ神話』 第13回 カズオ・イシグロ『日の名残り』(非アングロ・サクソン系作家) 第14回 ルーシー・モンゴメリー『赤毛のアン』(カナダ) 第15回 まとめ
【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
①テクストや資料をよく読み、重要な箇所には印をつけたりメモを取ったりしましょう。 ②パワーポイントの資料を参考に、内容をノートに筆記するなどして内容の理解に努める。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
①授業で扱った事柄について図書館やインターネットを利用して積極的に調べ、知識を増やしたり理解を深めたりすることが大切です。 ②授業で扱った作品を中心に、英語文学作品を読んだり、映画を鑑賞したりしましょう。
【成績の評価】
・基準
①文学作品において使用されている様々な英語表現の意味を言うことができる。 ②文学作品に描かれている、英語圏の国や地域の文化について説明できる。 ③英語で書かれた代表的な文学について概要を説明できる。
・方法
上記の基準について、つぎの手段によって判断します。100点満点中、60点以上を合格とします。 授業ごとのコメント・ペーパー(20%)、授業中の課題(40%)、レポート等(40%)
【テキスト・参考書】
授業で扱うテクスト、資料は配付します。その他、授業内容に応じて適宜参考図書を紹介します。
【その他】
・学生へのメッセージ
作品をただ読んだり観たりするだけなく、分析、考察し、それを他者に説明したり議論したり、能動的な読み方をしてみましょう。
・オフィス・アワー
金曜日16:20 ~ 17:50 三枝研究室 地域教育文化学部2号館4階 会議や出張等で不在にすることもあるため、確実に面談したい場合は事前に予約をしてください。連絡先は授業中にお知らせします。
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